要約 養水分を土壌に間欠ドリップで施用する養液土耕法で、カーネーションの栽培をすると、従来の土耕栽培よりも減肥が可能になる。また、施肥量調節の目安となる簡易栄養診断法による診断基準値も確立した。 背...
要約 ハウス軟白ネギの夏どり栽培はチェーンポットを利用し,2月に定植した苗を4月下旬まで保温し,軟白処理により7月に収穫する。秋どり栽培は,5月に露地に仮植した苗を8月にパイプハウスに定植し,軟白処理により1...
要約 花き栽培土壌(作土対象)の化学性項目pH(H2O)、EC、有効態りん酸、硝酸態窒素、交換性塩基(CaO、MgO、K2O)、微量要素(Mn、Cu、Zn、B)について診断指標値を設定した。 背景・ねらい 北海道で未設定の、花き栽...
要約 食用ゆりの生理障害であるあんこ症は、りん茎(球)肥大の中後期におけるカルシウム、ホウ素の吸収不足によって発生する。当面の対策として、カルシウム、ホウ素の補給、作土の保水性向上、培土の改良による根...
要約 家畜糞尿由来堆肥の炭化処理物を野菜(葉菜類)に施用した場合、窒素供給力は減少するが、カリウムの供給力は化成肥料と同等であり、カリ肥料の代替物として使用可能である。熊本県農業研究センター・農産園...
要約 水耕栽培の養液循環システムへの精密ろ過膜の応用を検討した。トマト青枯れ病菌を対象として 、栽培槽への病原菌阻止及び発病後の伝染遅延効果を見出した。この結果に基づいて、養液循環方式における低コス...
トマトのセル成型苗直接定植における生育制御のためのかん水施肥栽培法
要約 トマトのセル成型苗直接定植において、生育制御を容易に行うことができる「かん水施肥栽培法」を開発した。この栽培法は、水と肥料を培養液として常に同時に施用しながら、定期的にリアルタイム栄養診断を行...
抵抗性ダイコンを用いた'おとり作物'によるハクサイ根こぶ病の耕種的防除
要約 根こぶ病菌密度が概ね104/g乾土前半以下の土壌では、根こぶ病抵抗性ダイコンを植えて菌を誘引する「おとり作物」により、収穫株跡の菌密度が低下するので、そこへハクサイを植えることで発病が著しく軽減で...
要約 生理障害のデータベースとカラー画像を併用し、パソコンによる野菜の生理障害を診断する支援システムを開発した。このシステムは障害の原因と、基本的な対策を表示させるようにした。 背景・ねらい 野菜栽培...
要約 根こぶ病菌密度が概ね104/g乾土前半以下の土壌では、根こぶ病抵抗性ダイコンを植えることにより収穫株跡の菌密度が大きく低下するので、マルチの除去及び耕起を行わずに連続してダイコン株跡へハ...
要約 根こぶ病菌密度が概ね104/g乾土前半以下の土壌では、根こぶ病抵抗性ダイコンを植えて菌を誘引する「おとり作物」により、収穫株跡の菌密度が低下するので、そこへハクサイを植えることで発病が著しく軽減で...
肥効調節型肥料の種子直下施用によるキャベツセル成型苗の安定生産
要約 キャベツセル成型苗播種時に、肥効調節型肥料を種子直下に施用しても発芽率は低下しない。セル成型苗の生育は良好であり、肥効調節型肥料の安定施用と育苗時の追肥作業の省力化が可能である。 背景・ねらい ...
要約 褐色森林土リンゴ園において,pH,置換性石灰などの土壌特性の長期間にわたる変動は,年間の窒素施肥量が5kg/10aを超すと,悪変した。また,リンゴ樹の年間の窒素吸収量は10kg/10aで,この50%が土壌に還...
要約 水稲の収穫が遅れた場合、麦の晩播回避のため、水稲立毛中に麦類を散播し、水稲をコンバインで収穫し、細断した排出切りわらで被覆することによって、苗立ちが確保され、安定収量が得られる。 背景・ねらい ...
要約 間欠ドリップ方式で養液を施用することができるシステムを用いたスプレーギクの土耕栽培における養液施用管理プログラムを作成した。また、簡易栄養診断法による診断基準を併せて確立した。 背景・ねらい 切...
要約 施肥量が少ないほどトマト茎葉の生育は抑制され、果実の糖度は低下する。収量は標準施肥(N20kg/10a)より30%の減肥条件では増収するが、60%の減肥条件では減収する。減肥による生育、収量の抑制は接ぎ木...
要約 八郎潟干拓地において大豆が梅雨による湛水害を受けた場合、被害直後に窒素5~10kg/10a追肥することにより湛水害を受けない大豆と同程度以上の収量が得られる。 背景・ねらい 低湿重粘土の大豆栽培では...
メロンの生理障害「うるみ果」の発生を軽減する施肥法と体内栄養条件
要約 メロンの「うるみ果」は、成熟期の日照不足により多発する生理障害であるが、被覆肥料を用いた全量基肥施肥によりその発生が軽減される。被覆肥料の緩やかな肥効特性により果実肥大期の葉柄および果実の糖濃...
ジャガイモヒゲナガアブラムシの圃場への飛来時期とダイズわい化病の感染盛期
要約 ダイズわい化病の感染盛期は媒介虫のジャガイモヒゲナガアブラムシの圃場への飛来最盛日以降に始まり、7月20日までと考えられた。飛来最盛日は3月1日を起算日とした場合、有効積算温量:620日度到達日として...
要約 八郎潟干拓地において大豆が梅雨による湛水害を受けた場合、被害直後に窒素 5~10kg/10a追肥することにより湛水害を受けない大豆と同程度以上の収量が得られる。 背景・ねらい 低湿重粘土の大豆栽培では土壌...