要約 子豚用人工乳飼料をプロバイオティック乳酸菌Lactobacillus plantarum LQ80で乳酸発酵した発酵リキッド飼料を離乳子豚に給与すると、子豚用人工乳飼料をそのまま給与する子豚に比べて日増体量が大きくなる。...
クロルピクリンくん蒸剤のマルチ畦内処理によるキュウリホモプシス根腐病の防除
要約 キュウリホモプシス根腐病に対する防除対策として、クロルピクリンくん蒸剤のマルチ畦内処理が有効である。防除効果の安定化には、作畦時に畦幅はできるだけ広くするもしくは畦を高くし裾を埋め込むこと、お...
要約 ストレプトマイシン発見以来60年間不明であった低レベルストレプトマイシン耐性変異を同定する事に成功した。この低レベル耐性変異はrsmG遺伝子に生じたものであり、かつ本遺伝子は16S rRNAの527位のGをメ...
コムギうどんこ病に対する薬剤散布は止葉直下葉での発生直後に1回行うと効果的である
要約 コムギうどんこ病の防除では、止葉直下葉での発生直後に薬剤を1回散布するだけで、上位2葉での発生に対して十分な防除効果が得られるとともに、本病による収量・品質低下に対する影響を回避できる。 キー...
岩手県における5~6月の薬剤選択によるリンゴ病害の総合防除体系
要約 斑点落葉病と褐斑病は、5~6月の定期散布剤を選択することで、7~8月の防除間隔を15日に広げても防除できる。輪紋病は、7~8月を15日間隔としても実害がない。よって、7~8月を15日間隔とし年間12回で主要8...
ナシ黒星病の6月中旬時点での葉での発病の有無がその後の殺菌剤散布の有無と果実での発病に及ぼす影響
要約 ナシの主要品種`幸水'において,黒星病の果実への主要感染期間の直前にあたる6月中旬時点で葉での発病が認められない場合、薬剤散布を6月下旬の1回にとどめ、7月上旬の殺菌剤の散布回数は省くことができる。 ...
イネいもち病の育苗期感染苗による本田持ち込みと種子消毒の抑制効果
要約 イネいもち病は、育苗期感染苗の移植によって本田に持ち込まれる。ベンレート水和剤1,000倍を混用した種子消毒は、苗いもちと育苗期感染に高い効果を示し、本田持ち込みによる葉いもちの初期発生を抑制する...
要約 チルト乳剤25のオオムギ穂揃い期の散布によって、裸黒穂病子実保菌率が低減し、それを種子として用いると発病が抑制される。トリフミン水和剤、ベンレートTコートによる種子消毒は、裸黒穂病保菌率が高い種...
要約 新たな抗菌物質として期待されているブタリゾチームの遺伝子を人工合成し、昆虫細胞で発現させることにより大量に培養液中に生産できるシステムを開発した。さらに、培養液の浸透圧を調整することによって...
ポリオキシン剤の生育初期集中散布体系の継続による同剤耐性ナシ黒斑病菌の密度低下
要約 ナシ黒斑病に対するポリオキシン剤の使用を生育初期の1か月に集中させ、その後は他剤を使用する防除体系を3年以上継続することによって本剤に対する耐性菌の密度は低下し、感受性菌密度の回復が促進される。...
カブトムシディフェンシン改変ペプチドの薬剤耐性菌感染に対する抗菌効果
要約 カブトムシ由来抗微生物蛋白質の改変ペプチド(RLYLRIGRR-NH2とRLRLRIGRR-NH2)は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染マウスに対して抗菌効果を示す。しかもRLRLRIGRR-NH2は薬剤耐性大腸菌感染マウスに対し...
要約 苗の葉いもちに対して効果の高いジクロシメット顆粒水和剤1,500倍液のかん注による育苗期防除(伝染源の排除)と本田における葉いもち防除を1回行うことにより、穂いもち防除が削減できる。 キーワード イ...
要約 軟白みつば栽培に適する品種、播種期、窒素施肥量、播種量および播種後処理、根株の魚箱への詰め方、伏せ込み管理(魚箱、地床)の差異、病害虫発生実態とその対策を明らかにし、軟白みつばの栽培管理暦モデル...
デオキシニバレノール汚染に対応した秋まき小麦の赤かび病の薬剤散布方法
要約 発病とデオキシニバレノール(DON)汚染の関係解明と薬剤評価の結果から秋まき小麦の赤かび病に対する薬剤防除対策として、効果の高い薬剤を開花始と1週間後の2回散布でDON汚染低減とMicrodochium nivaleによ...
四季成り性いちごの高設・夏秋どり栽培における生物農薬の利用法
要約 四季成り性いちごの高設・夏秋どり栽培では、病害虫の発生実態から、灰色かび病に対してバチルス ズブチリス水和剤を、ハダニ類に対してミヤコカブリダニ剤をそれぞれ導入することにより、生物農薬を利用し...
要約 モモ新品種候補「ひめこなつ」は、早生個体の「182-3」の自然交雑実生から選抜した。成熟日数は60日余りで、「ちよひめ」より約10日早く収穫出来る極早生であり、果肉は黄色で糖度は比較的高く、酸味が少な...
要約 開発した洗浄機は、果実の凹部に高速気流と微粒子水の混合流を揺動噴射するバッチ式洗浄機である。ナミハダニ休眠雌成虫を除去する打力で隙間なく噴射するため、慣行作業と同等以上にハダニを除去でき、処...
要約 カーネーションうどんこ病は、花蕾がく筒への接種試験により抵抗性の品種間差異を検定でき、調査した41品種の中には抵抗性品種が複数存在する。抵抗性品種では病原菌侵入に対してパピラ形成等の抵抗反応が見...
要約 開発した洗浄機は、果実の凹部に高速気流と微粒子水の混合流を揺動噴射するバッチ式洗浄機である。ナミハダニ休眠雌成虫を除去する打力で隙間なく噴射するため、慣行作業と同等以上にハダニを除去でき、処...
要約 プラントアクティベータであるチアジニルとパン酵母抽出物製剤をチャに葉面散布すると、チャ炭疽病菌とチャ輪斑病菌に対する病害抵抗性が誘導される。また、圃場のチャ新芽に散布すると、収量や化学成分に...