要約 ウリ科果菜類では、植物の種類によってトマトハモグリバエ成虫の産卵選好性が異なる。ヘチマやスイカはトマトハモグリバエ成虫に好んで産卵されるが、ニガウリは産卵対象とならない。 キーワード トマトハモ...
天敵と熱水土壌消毒を核とした秋冬作メロンの総合的病害虫管理体系
要約 秋冬作の施設栽培メロンにおいて、コレマンアブラバチ、タイリクヒメハナカメムシ等の天敵類や熱水土壌消毒と選択的農薬を組み合わせることにより、ワタアブラムシ、アザミウマ類、黒点根腐病、うどんこ病等...
要約 食品から摂取できる主要カロテノイド6種(α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコピン)を中心に、51 品目( 145 点)の果実における含有量の品目間差・品種間...
要約 熱水土壌消毒を導入することにより、つる割病、黒点根腐病、根こぶ線虫病などの発生を抑え、安定したメロン生産が可能である。熱水土壌消毒によりメロンの生育は旺盛となり果実は大型化する。糖度や味に影響...
要約 露地メロンの栽培において、近紫外線除去フィルムを展張したトンネル内に定植し、併せてほ場周辺に障壁作物(ライムギ)を植え付けることにより、アブラムシ類の密度を抑制でき、農薬散布回数を削減できる。...
果菜類の害虫ミナミキイロアザミウマに対するヒメハナカメムシ3種の必要放飼比率
要約 ヒメハナカメムシ3種の温度別繁殖パラメータおよび最大捕食量のデータを用い,ミナミキイロアザミウマに対する抑制能力(害虫/天敵比)を算出した。この値により,天敵3種を大量放飼する際の理論的必要放飼...
コレマンアブラバチとネオニコチノイド系粒剤を併用した秋冬作メロンのワタアブラムシ防除体系
要約 ネオニコチノイド系粒剤の定植時植穴処理とコレマンアブラバチ(500頭/10a)を定植30日後から1週間間隔で2~3回放飼する体系は、秋冬作メロンにおいて収穫期までワタアブラムシの発生を実害のない低い密度...
要約 秋冬作の施設メロンにおいて、コレマンアブラバチ、オンシツツヤコバチ、チリカブリダニ、タイリクヒメハナカメムシ等の天敵類を利用した総合防除体系並びにネオニコチノイド系粒剤の定植時処理と天敵類を組...
スイカ灰白色斑紋ウイルス(WSMoV)によるツルナ黄化えそ病(新称)
要約 ツルナに黄化、えそ斑点症状を呈するウイルス様の病害の病原ウイルスはスイカ灰白色斑紋ウイルスと同定されたので、本病をツルナ黄化えそ病と命名する。沖縄県農業試験場・病虫部・病理研究室 背景・ねらい ...
要約 キュウリ黄化えそ症の病原はメロン黄化えそウイルス(仮称)であり、病名を「黄化えそ病」とする。病原ウイルスのヌクレオカプシドに対して作製した抗体を用いることで、本病の迅速診断が可能である。 背...
要約 スクミリンゴガイは、イネ苗よりメロン、レタス、スイカやナスなどの野菜に対して高い選好性を示す。福岡県農業総合試験場・筑後分場・普通作物研究室 背景・ねらい スクミリンゴガイ被害回避対策として、水...
要約 施設建設費が安価で大規模化が可能なフェンロー型温室を温室メロン栽培用に改善(東西棟、散光ガラス、隔離床の平面配置等)し、自動かん水等の各種省力機器を組み合わせることで、従来の約1/2労働時間で、...
要約 アールス系メロンの無農薬有機栽培では、カボチャ台の茎葉の活用、整枝法の改善、落葉堆肥の溝施用、天敵保護のための野草帯形成等により、連作3年目から高品質・多収となり、アブラムシ被害もなくなる。 背...
要約 メロンの栄養障害・病害虫診断を目的とした、栄養障害15、病害9、虫害7、薬害1、寄生植物1(計33種類)の症状、被害状況および原因生物に関するカラ-写真集(計140葉)を作成した。 背景・ねらい 従来よ...
要約 メロン黄化えそ病の病原ウイルスはミナミキイロアザミウマにより永続伝搬され、ウリ科植物に強い病原性を持ち、トスポウイルスに属する新しいウイルス(メロン黄化えそウイルス)である。 背景・ねらい 温室...
施設メロン栽培での天敵出芽細菌によるネコブセンチュウの密度抑制効果
要約 施設メロン栽培のサツマイモネコブセンチュウの防除に天敵出芽細菌を用いた結果、ポット試験(1回施用、4連作)及びほ場試験(半促成栽培と抑制栽培の2回施用)で根こぶ指数の減少、果実重の増収効果などが...