飛散防止カバー付き畦間散布装置を用いた除草剤の低飛散・畦間散布技術
要約
要約 岩手県において、大豆「早生黒千石」は「コスズ」より主茎長が短く、着莢位置が低く、子実重が1割以上少ない。県南部では、播種期を6月上旬、栽植様式を畦間70cm×株間5~8cmとすることで、比較的安定した生...
キーワード 水田作経営、イネWCS、専用収穫機、コスト、所得、助成金、導入促進 背景・ねらい 生産調整水田の有効活用や粗飼料自給率の向上を図るため、北陸地域においてもイネWCS生産の拡大が求められてい...
雨よけ栽培の導入によってブドウ晩腐病防除の殺菌剤散布回数が削減できる
要約 ブドウ樹上にビニールを被覆する雨よけ栽培を導入することで、「展葉2~3枚期」、「開花終期」、「果粒小豆粒大~果粒大豆粒大期」のブドウ晩腐病への殺菌剤の散布を省略(約30%削減)できる。 キーワー...
ホソヘリカメムシ合成フェロモンはイチモンジカメムシ休眠成虫も誘引する
要約 ホソヘリカメムシ合成フェロモンはイチモンジカメムシ非休眠成虫ばかりではなく休眠成虫も誘引する。また、夏期に誘引される雌成虫のほとんどは既交尾で蔵卵している成熟成虫であることから、本誘引現象が配...
要約 乾土状態でのスクミリンゴガイの生存期間を実験的に調べた結果、生存率には貝のサイズや潜土の有無が影響し、完全な乾燥状態では大貝の一部が最長11ヶ月、湿潤状態では中・大貝のごく一部が29ヶ月以上生存し...
合成フェロモン利用自動カウントトラップによるホソヘリカメムシの計測
要約 既存の自動カウントトラップをホソヘリカメムシ用に改造し、誘引源として本種の合成フェロモンを取り付けることで、ホソヘリカメムシ誘殺数が自動計測できる。 キーワード ホソヘリカメムシ、合成フェロモ...
ホソヘリカメムシの合成フェロモン剤の誘引性を増強する新規2成分
要約 ホソヘリカメムシの集合フェロモン成分として3成分が報告されているが、既知3成分もしくはその主成分tetradecyl isobutyrateに新規成分octadecyl isobutyrateまたは(E)-2-hexenyl hexanoateを混合すると...
葉にエタノール液をつけて潅水要否を判断する大豆サチユタカの簡便な潅水指標
要約 大豆の水ストレスを上位葉の葉裏中央部にエタノール液を付着させ気孔開度を測定して把握する。サチユタカの場合、開花時期・莢伸長時期では90%エタノール液が、子実肥大時期では85%エタノール液が浸潤しな...
昆虫病原糸状菌Nomuraea rileyiと混用可能な殺菌剤、展着剤の選定
要約 殺菌剤のオキソリニック酸、プロシミドン、展着剤のソルビタン脂肪酸エステル・ポリオキシエチレン 樹脂酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル・リグニンスルホン酸カルシウム、 ポリオキシ...
関東・信越及び周辺地域の水田転換畑におけるダイズシストセンチュウ発生状況
要約 関東・信越及び周辺地域のダイズ栽培水田転換畑計78地点を調査した結果、千葉、岐阜以外の各県でダイズシストセンチュウの存在が確認でき、特に長野、新潟及び従来は発生が知られていなかった富山県での発生...
要約 アシグロハモグリバエの寄主植物として、国内初確認となる12科16種を含む18科37種を確認した。被害が激しい植物と、雑草などほ場周辺での増殖場所となる可能性がある植物が明らかになった。 キーワード アシ...
要約 大豆の生産履歴に対する消費者の情報ニーズは多様であるが、『安全・安心』に関わる「病害虫の防除方法」には、複数の消費者グループで強いニーズがある。一方、生産性や品質の向上を目的とする項目について...
基盤整備した汎用田の透排水性と先端的技術導入による多収栽培の実証
要約 大区画に基盤整備した汎用田では透排水性が改善され、サブソイラなどの営農的排水対策も透排水性向上に効果的である。また、大豆の狭畦密植栽培、秋まき小麦の大豆間作栽培、春まき小麦の初冬まき栽培など先...
関東・信越及び周辺地域の水田転換畑におけるダイズシストセンチュウ発生状況
要約 関東・信越及び周辺地域のダイズ栽培水田転換畑計78地点を調査した結果、千葉、岐阜以外の各県でダイズシストセンチュウの存在が確認でき、特に長野、新潟及び従来は発生が知られていなかった富山県での発...
要約 温暖化などの気象変動が我が国の農業生産に及ぼしている影響に関し、多くの現象があげられ、野菜・花きは9割、水稲は7割、麦類、大豆、飼料作物、家畜において4割前後の都道府県ですでに何らかの影響の発...
要約 露地野菜の無化学肥料栽培における施肥法では、カリの土壌診断に基づきたい肥の施用量を判断し、たい肥で補えない窒素・リン酸・カリを各種有機質肥料で施用する。この無化学肥料栽培法では、化学肥料栽培と...
要約 暖地二期作栽培のジャガイモにおいて、アザミウマ類の発生圃場率は高く、春作では生育中後期や収穫期、秋作では生育初期から中期にかけて密度がピークになるが、発生密度は概ね低い。発生種はネギアザミウマ...
要約 近年、水田作大豆で発生する青立ちの発生要因は、登熟期間の高温や土壌水分ストレスによる着莢の減少である。青立ちと着莢は負の相関があり、1節莢数が1以下となると青立ちが発生しやすい。登熟期の高温、乾...
要約 代かきローター(なたづめ)を用いた播種機で高さ10cm程度の小さな畦を立てて大豆を栽培することにより、水田での梅雨期の湿害が回避でき、初期生育が旺盛となり収量が安定する。 キーワード ダイズ、湿害...