コマツナ萎黄病のリサイクル有機質堆肥及び非病原性Fusarium 菌を用いた防除
要約 コマツナ萎黄病に対して、クロルピクリンテープ剤は十分効果が認められ、また抵抗性品種としてあゆみ、楽天の発病が少なく、土壌へリサイクル有機質堆肥及び非病原性Fusarium 菌を添加すると発病抑制効果が...
要約 茶樹への農薬散布の際、摘採面上散布の場合は、樹冠内部への到達農薬量が極めて少なく、そこで生息している天敵への影響は少ないが、樹冠内部散布の場合は天敵に大きく影響する。 キーワード keyword) 茶...
チャノキイロアザミウマ、チャノミドリヒメヨコバイの密度と茶新芽の被害
要約 チャノキイロアザミウマ、チャノミドリヒメヨコバイの密度と被害芽率との間には正の、枠摘み収量との間には負の相関があり、被害許容密度は極めて低い。また、初期の加害が収量に与える影響が大きく、萌芽...
要約 茶園の被覆棚に、目合1㎜以下の化学繊維網を全面被覆することによって、チャノミドリヒメヨコバイ、チャノキイロアザミウマ、チャノホソガの密度は減少し、被害を軽減できる。 背景・ねらい 玉露、てん茶...
要約 顆粒病ウイルス(天敵微生物)及び防虫テープ(耕種的防除)等を組み合わせて化学農薬を削減した総合制御体系により、病害虫の発生を有効に抑制できる。延べ散布化学農薬数は61~80%削減でき、全体の散布回...
静岡県におけるチャハマキのキチン合成阻害剤に対する抵抗性実態とその対策
要約 静岡県東部、牧之原、中遠、西部地区から採集したチャハマキは、キチン合成阻害剤に対する抵抗性が発達していた。それらのチャハマキに対しクロルピリホス乳剤、ビフェントリン水和剤、プロフェノホス乳剤、...
要約 茶株内に粘着トラップを設置して、クワシロカイガラムシの歩行型幼虫を捕獲することにより、防除適期を知ることができる。 背景・ねらい クワシロカイガラムシは茶樹の枝、幹に寄生する重要害虫である。薬剤...
自然仕立て茶園における天敵・天然資材等を用いた茶病害虫総合制御体系
要約 病害虫の発生予測に基づき、天敵(ケナガカブリダ二)、天然資材(除虫菊剤)と化学合成農薬による防除を組み合わせることにより、病害虫の発生を効果的に抑制しながら化学合成農薬使用数を慣行防除に対して...
要約 薬剤抵抗性ケナガカブリダニ(天敵)、BT剤、除虫菊剤等(天然物資材)、二番茶後の整せん枝(耕種的防除)を利用した総合防除体系により、現行の生産性を維持しながら、化学合成農薬による防除回数を慣行の...
要約 キャベツを栽培するうえで、被害の大きい重要病害である黒腐病の発病に対する品種間差異を市販の20品種について明らかにした。 キーワード キャベツ、黒腐病、品種間差異野菜・茶業試験場 環境部 病害研...
要約 ウヅキコモリグモ、オオアトボシアオゴミムシおよびキボシアオゴミムシはコナガ幼虫の捕食量が多く、植物に登る性質があり、さらにキャベツほ場での密度も比較的高いことから、コナガに有用な捕食性天敵で...
要約 チャの輪斑病抵抗性は、独立した2つの作用の異なる優性な抵抗性遺伝子、Pl1、Pl2によって支配されている。Pl1は高度抵抗性を支配する遺伝子、Pl2は部分抵抗性を支配する遺伝子であり、Pl1はPl2に対して上位...
要約 蚕飼育期間中の桑園に合成性フェロモンを誘引源にしたトンネル型の水盤式トラップを設置すれば,アメリカシロヒトリ成虫とクワノメイガ成虫の発生消長を的確に把握でき,防除適期の判定が可能である。 背景・...
要約 チャノミドリヒメヨコバイの密度調査には叩き落としが有効であった。新芽への被害は、生育初期の加害の影響が大きく、1葉期初期から芽当たり幼虫1頭の加害を受けると8割程度の減収となった。このことから、...
要約 レール走行式茶園管理装置の作業速度は慣行法と変わらないが、作業能率は慣行法よりやや劣る。摘採と防除の作業精度は慣行法より優れている。作業強度は防除作業で軽減できるが、摘採と中耕作業では慣行法と...
要約 ケナガカブリダニの合成ピレスロイド剤抵抗性系統は、合成ピレスロイド剤(以下合ピレ剤と呼ぶ)散布後の茶園でのカンザワハダニのリサージェンス(異常多発生)を防止する。この天敵と合ピレ剤の併用により...
要約 黒腐病と褐色腐敗病は球根収穫後の水洗による土壌の除去や殺ダニ剤浸漬などの調整作業中に濡れることにより多発する。この薬液が反復使用されると液中の病原細菌の濃度が高まり発病が助長される。また、追肥...
要約 中山間地域では、農業の国際化のもとで既存品目が衰退傾向を示す中で、地域特産物の開発と新たな流通ルートの開拓により、原料供給基地から最終商品供給基地へと脱却し、流通コストを削減することが生産振興...
薬剤抵抗性ケナガカブリダニの保全と合成ピレスロイド剤散布による茶害虫の効果的防除
要約 ケナガカブリダニの合成ピレスロイド剤抵抗性系統は、合成ピレスロイド剤散布後の茶園でのカンザワハダニのリサージェンスを防止する。この天敵の保全と合成ピレスロイド剤の併用により、殺ダニ剤散布量削減...
要約 中山間地域では、農業の国際化のもとで既存品目が衰退傾向を示す中で、地域特産物の開発と新たな流通ルートの開拓により、原料供給基地から最終商品供給基地へと脱却し、流通コストを削減することが生産振興...