要約 無人ヘリコプタによるサトウキビ害虫の一種カンシャコバネナガカメムシの防除作業は、地上慣行防除の4~5倍程度の能率が期待でき、ドリフトや作業者の被爆の問題が回避できる。また、負担面積は97.9haで総利...
要約 花粉媒介昆虫(マルハナバチ)と天敵を利用した施設ナス栽培技術を導入すると、経営費が9%増加し、作業時間が18%減少する。同じ経営規模で慣行所得水準を維持するためには、4%以上の単価上乗せが必要とな...
温湯消毒と巻取補助装置を組入れたロングマット水耕苗の育苗・移植体系
要約 水稲ロングマット水耕苗の育苗・移植技術において、温湯消毒法および巻取補助装置を組み入れることにより、育苗から移植までのワンマンオペレーション可能な、環境保全にも配慮した、省力・軽作業の移植栽培...
静電負荷式常温噴霧器によるハウスミカンのミカンキイロアザミウマの省力防除
要約 ハウスミカンに発生するミカンキイロアザミウマの防除作業において、静電負荷式常温煙霧機を用いて、クロルフェナピルフロアブルを散布することにより、通常の動力噴霧器による手散布と比較して、防除効果は...
根域制限ベッドと太陽熱併用熱水土壌消毒によるキュウリ自根栽培
要約 遮根透水シ-トを用いた根域制限ベッドで太陽熱と灯油給湯器の少量の熱水により土壌消毒することで、根域内は土壌病虫害から回避され、キュウリ自根栽培が可能である。また、年3作型で慣行の接ぎ木栽培並の...
要約 肉用繁殖牛の冬季分娩・夏季クリ園放牧は、クリ園の下草管理や獣害回避の効果があり、クリ栽培では所得を7千円/10aから37千円/10aへと改善するとともに、子牛生産のコストを約23万円/頭まで低減し、クリ...
ボーベリア・ブロンニアティ剤連年処理による果樹カミキリムシ類の防除
要約 カンキツのゴマダラカミキリおよびイチジクのキボシカミキリに対して、天敵微生物資材のボーベリア・ブロンニアティ剤を露地圃場において2~3年連続処理すると、高い防除効果が得られる。 キーワード ボーベ...
要約 施設栽培のアスパラガスにおいて、ネギアザミウマによる被害許容水準である被害若茎率5%以下にするためには、虫見板による擬葉払い落とし成幼虫数が平均0.8頭になる前に防除する必要がある。 キーワード 施...
要約 刈払いによる除草管理が困難な大規模畦畔において、土壌流亡と雑草の発生を抑制するマルチで法面を被覆し、景観形成効果の高いシバザクラのセル苗を植栽することによって省力的に管理することができる。 キ...
要約 水稲ロングマット水耕育苗において、あらかじめ種子消毒してある購入種子を用いた場合でも、育苗装置に土壌フィルターを取り付けることにより、根の伸長阻害を軽減し、巻取り可能な苗マットを作ることができ...
炭疽病に強く、粘りも強く、おいしいジネンジョ新品種「夢とろろ」
要約 ジネンジョ新品種「夢とろろ」は炭疽病に強く、いもの肥大性に優れ、分岐等の奇形いもの発生が少ない晩生品種である。また,粘りが強く、香り、食味に優れる普及性の高い有望品種である。 キーワード ジネン...
要約 移植後、雑草の発生始期までに米ぬかを10~20kg/a施用することで、イヌビエ、カヤツリグサ類、一年生広葉雑草を防除できる。米ぬか処理で田面水中の溶存酸素量は急激に低下し、土壌は表層から速やかに還元化...
促成ナスにおける天敵と農薬を組み合わせたミナミキイロアザミウマの防除体系
要約 1mm目の防虫ネットと天敵(秋期にククメリスカブリダニ4回と春季にタイリクヒメハナカメムシ2回放飼)及び化学農薬を組み合わせた体系によって、ミナミキイロアザミウマの生息数を実害が生じない低い密度に6...
要約 ナス「筑陽」の促成栽培で3月から6月にマルハナバチの放飼を行う場合、ホルモン処理と同程度の結果率・肥大速度・収量が得られる。マルハナバチでの着果は、果長が短く果肉がやや硬くなるが、曲がり果の発生...
要約 超臨界状態二酸化炭素による生物中有害物質の抽出・精製の前処理を自動化した簡易抽出新手法(超臨界流体抽出法、SFE)を開発した。本法は、2日間要した従来の前処理過程を約1~2時間に短縮するとともに有害物...
要約 日本ナシ「新高」では、「新興」、「にっこり」、「鴨梨」等が受粉用品種として適する。全花そうの約半数の花芽の先端を3/4程度切除すると摘果時間が約1/2に短縮でき、受粉に羽毛回転式接触型の人工受粉機を...
要約 ウンシュウミカンの着果過多樹に満開後20日目頃フィガロンにエスレルを加用して散布することにより、全摘果の省力化が図られる。また、翌年は十分に着花・果して果実生産を行うことができる。 背景・ねらい ...
中多雪平坦地域におけるグラウンドカバープランツの畦畔植栽による斑点米低減技術
要約 畦畔のグラウンドカバープランツ植栽は、雑草の発生抑制効果の他、田園風景の修景効果があるが、さらに、斑点米カメムシ類の発生抑制効果もあり、同植栽圃場での斑点米混入率が低減する。中多雪平坦地域では...
産業用無人ヘリコプター利用によるかんきつのアブラムシ類、ゴマダラカミキリの薬剤防除
要約 産業用無人ヘリコプターによる高濃度少量散布は、かんきつのアブラムシ類とゴマダラカミキリに対して、高い防除効果が期待でき、特に傾斜地園での省力防除手段として有力である。アブラムシ類に対してはイミ...
要約 半促成きゅうり+抑制トマトの作型において、前作の終了後根部を抜き、トマトの定植前に施設の入り口及びハウスサイドの換気口を遮蔽し、5日~10日間蒸し込みをすることによりミカンキイロアザミウマの密...