要約 殺虫剤ピメトロジンに対する感受性は、微量局所施用法による次世代幼虫数抑制効果を指標として検定できる。この検定法によってイネウンカ類の半数効果薬量(ED50値)が算出可能になり、イネウンカ類の本殺虫剤...
トビイロウンカと縞葉枯病に強く、高温登熟性に優れる水稲品種候補「西海267号」
要約 水稲「西海267号」は「ヒノヒカリ」熟期の複合抵抗性系統である。マーカー選抜により、トビイロウンカ、縞葉枯病、穂いもちに対する抵抗性遺伝子が導入されている。「ヒノヒカリ」よりも高温登熟条件下での...
要約 水田及び畦畔に生息するクモ類は9科が確認され、個体数が多いのはサラグモ科、アシナガグモ科、フクログモ科、コモリグモ科である。また、水稲害虫の寄生性天敵は寄生蜂(7種)と寄生菌(6種)が見られる。 背景...
循環かんがいを利用した農薬施用によるウンカ・ヨコバイ類の省力防除
要約 循環かんがいを利用した農薬施用で、ウンカ・ヨコバイ類の省力防除が可能である。薬剤施用に要する時間は、10a当たり約6秒と従来の40~60分の1に短縮できる。また、農薬の飛散・被爆がほとんどないので、安...
要約 水稲不耕起乾田直播において、薬剤種子粉衣処理およびコーティング処理により、害虫(ウンカ類、ヨコバイ類)の密度を抑えることができた。 背景・ねらい 現在、本県においても水稲不耕起乾田直播栽培が検討...