耐寒性が強くクワシロカイガラムシ抵抗性のある中生緑茶用品種「かなえまる」
要約 「かなえまる」はクワシロカイガラムシ、輪斑病の防除の必要性はほとんどなく、通常の気象条件であれば炭疽病ともち病の防除の必要性もない。また、耐寒性が強く中山間地を含む主要な茶産地で広く栽培が可能...
イネの極多肥栽培において栽培後期の追肥はいもち病を助長しない
要約 イネの極多肥栽培において、幼穂形成期までの追肥を行わず、栽培後期の減数分裂~出穂期に集中して追肥することにより、いもち病の多発は助長されない。さらに、栽培後期の追肥により粗玄米タンパク含量が上...
要約 「なんめい」は、クワシロカイガラムシと輪斑病には「強」の、炭疽病には「中」の抵抗性を示す。摘採期は「さえみどり」と同等の早生で、収量は「やぶきた」、「さえみどり」より優れ、製茶品質は「さえみど...
要約 低温の影響を強く受けた種子は全般に割れ籾率(咬合不良含む)が高く,割れ籾率が高い種子ほど温湯浸漬処理により発芽率が低下する。また,冷害年産種子でなくても,割れ籾率が高い場合には,58度C20分処理...
要約 水稲うるち新品種「ちば28号」は、早期栽培での熟期が「初星」並の中生で、いもち病抵抗性、耐冷性、耐倒伏性が強く、玄米千粒重が約23gと大粒で、玄米外観品質及び食味が良好である。早期栽培に適すること...
耐冷性・耐病性に優れる良質良食味水稲新品種候補「岩手68号」の育成
要約 「岩手68号」は「あきたこまち」熟期よりやや遅い‘中生の中’の粳米系統である。耐冷性‘極強’、穂いもち圃場抵抗性‘強’で、強稈、多収、品質・食味は「あきたこまち」並に優れることから、岩手県の奨励品種に...
上位葉の葉いもち発生量とBLASTAMを用いた首いもち発生量の予測
要約 出穂期における上位葉(止葉・次葉)の株当たり病斑数とBLASTAMで推定された出穂前10日間における感染好適条件出現頻度から、首いもち発病穂率を予測できる。 背景・ねらい 不必要な薬剤散布を避け、農薬の使...
要約 耐冷性、いもち病抵抗性、耐倒伏性が強く、低蛋白で良食味の極早生の水稲新品種「広系21号」を葯培養法を用いて育成した。平成10年度から広島県北部及び内陸の標高350~ 600m地帯における極早生~早生品種...