要約 アブラナ科野菜の圃場における病原菌密度、害虫密度等を把握し、防除メニューに従って対策技術を選択し、組み合わせることにより、根こぶ病、コナガ等の総合的病害虫管理ができる。 キーワード 総合防除、ア...
カニ殻粉末施用と病原性喪失菌の前接種を併用したキャベツ萎黄病の発病抑制
要約 土壌へのカニ殻粉末施用により、キャベツ萎黄病の発病を抑制するが、病原性喪失菌のキャベツセル成型苗への前接種処理を併用すると発病抑制効果がより高くなる。 キーワード カニ殻粉末、病原性喪失菌、キャ...
要約 キャベツ栽培において交信撹乱剤(アルミゲルア・ダイアモルア剤)を利用することで殺虫剤散布回数の削減が可能である。 キーワード キャベツ、交信撹乱剤、殺虫剤散布回数の削減 背景・ねらい キャベツ生産...
要約 これまで害虫として問題になったことのないイラクサギンウワバが,近年多発している。本種は一部の有機リン剤やIGR剤による殺虫効果が著しく劣るなど,薬剤感受性に特徴を示す。 キーワード イラクサギン...
要約 施設内のキャベツでコナガ成虫侵入時期・産卵期間に併せて、コナガ卵密度に合わせた密度の卵寄生蜂メアカタマゴバチを複数回放飼すればコナガに対する高い密度抑制効果が期待できる。 キーワード コナガ、メ...
要約 簡易ネットハウスは、高温期に難しいとされるアブラナ科野菜の無農薬栽培や減農薬栽培の生産安定化に有効である。冬季はネットハウスの上から外張りフィルムを被覆し、マルチを併用することで葉根菜類の生産...
フルスルファミド粉剤を施用した圃場ではおとり植物による根こぶ病菌密度低減効果は得られない
要約 アブラナ科野菜の栽培時にフルスルファミド粉剤を施用した圃場では、その感染抑制効果が輪作するおとり植物(葉ダイコン)の作付け時にも持続しているため、アブラナ科野菜根こぶ病の病原菌密度(休眠胞子密...
要約 新技術(浅層暗渠、重粘土耕耘畝立装置、クローラ運搬車汎用利用)に基づく秋どりキャベツ作を大規模水田作経営(50ha規模、転作率約30%、稲・麦・大豆が主部門)に導入した場合には、慣行モデルに比べ所得...
要約 慣行のキャベツ作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地での栽培においても作業時間は約40%省力化でき、収量も対照と同程度以上である。 キーワード ...
要約 水稲-露地野菜体系で9月までにキャベツ作付けすると、前作水稲の落水時期が早く、その後の増殖が制御され、越冬個体が減少しスクミリンゴガイの発生密度が水稲被害軽減水準である1頭/m2以下になる。 キーワ...
プチヴェール株枯れ症(Phoma属菌)の太陽熱土壌消毒による耕種的防除
要約 プチヴェールのPhoma属菌による株枯れ症は、高温、多湿の条件が揃えば100%発症し、枯死に至らない株も生育不良となる。本圃での防除は、土壌消毒の効果が最も高く、耕種的土壌消毒法として、太陽熱処理が有...
要約 施設栽培アブラナ科野菜のコナガに対して、卵寄生蜂タマゴバチと被覆資材(べたがけ)の併用で密度を抑制することが可能である。 キーワード コナガ、タマゴバチ、被覆資材、べたがけ 背景・ねらい アブラナ...
要約 イプロジオン、トルクロホスメチル、プロシミドン、マンゼブ・メタラキシル混合剤はキャベツの黒すす病防除効果が高い。 キーワード キャベツセル成型苗、黒すす病、殺菌剤、防除 背景・ねらい 急速に普及し...
要約 キャベツ苗に黒すす病菌を接種して底面給水すると頭上灌水に比べて本病の病徴発現や伝染が抑えられる。 キーワード キャベツセル成型苗、黒すす病、底面給水、防除 背景・ねらい 急速に普及しているキャベツ...
要約 標高750mの高冷地では、ホウレンソウをはじめとする8品目が有機栽培可能で、有機質肥料を施用し適期に作付けすれば、害虫等の防除を行わなくても化学肥料や農薬を用いた慣行栽培の80%以上の可販収量を得...
要約 キャベツのハイマダラノメイガに対して、育苗期ではネット被覆による防除効果が高い。定植時処理薬剤ではカルタップ剤、ベンフラカルブ剤、アセタミプリド剤が優れた効果を示し、定植後はPAP剤、ルフェヌロ...
アブラナ科野菜根こぶ病に対するおとり作物としてのエンバク(ヘイオーツ)の利用
要約 アブラナ科野菜根こぶ病菌によりエンバク(品種ヘイオーツ)は根毛感染するが根こぶは形成しない。エンバクによる根こぶ病菌密度低下が確認され、エンバクはおとり作物としても利用できる。 背景・ねらい 根...
野菜管理作業用アタッチメント開発によるクローラ運搬車の汎用利用
要約 〔要約〕重粘土転換畑の地耐力の低い圃場において、重量野菜の搬出作業に適したクローラ運搬車を利用した野菜管理用アタッチメントを開発した。移植前除草剤散布、移植後灌水、畝間除草剤散布、薬剤散布作業...
要約 キャベツを加害するコナガに対して天敵糸状菌Beauveria bassianaとべたがけ資材による被覆を併用すると、高い防除効果が得られる。また、被覆により天敵糸状菌の感染に好適な高い湿度条件が確保される。 背...
要約 キャベツセル育苗における水管理の省力化を図るため、pFセンサー、ディジタルタイマーと制御回路の組み合わせにより灌水を自動化した。片側灌水式の多孔チューブによる育苗では、苗の大きさや揃いは手灌水と...