要約 遊休棚田に10アールあたり7~8頭の山羊を放牧することにより,繁茂したススキ,イタドリ,クズ等の雑草を,約1ヶ月で抑制することができる。その後は,1~2頭で放牧を継続すると,約50㎝以下の低草高の...
要約 形散布機は十分に腐熟した家畜由来の堆肥・化学肥料・土壌改良資材および牧草種子の混合資材を、400~800kg/hの能率で現場で成形(成形物を「シードキューブ」という)しながら傾斜草地に広域散布できる。 ...
要約 地被植物のジャノヒゲはグルホシネート液剤及びジクワット・パラコ-ト液剤により茎葉に一時的な枯れ込みを起こすが、散布後50~60日で処理時の状態まで回復する。グリホサートイソプロピルアミン塩液剤では...
要約 遊休棚田に山羊を放牧することにより、植生は大型の雑草や雑かん木が抑圧され、草丈の低い雑草に移行し、耕作再開か容易な状態に保全管理できる。土壌の物理性は踏圧により表層に近い部分が緻密化し、透水...
要約 基盤整備後の畦畔管理の省力化を図るための導入草種として、畦畔法面に芝を張り付けることにより年間の草刈を1~2回に、また、ターフタイプの寒地型牧草を吹き付けた場合には2~3回に省力化できる。 背景・...
温州ミカンのシートマルチ栽培によるチャノキイロアザミウマの効率的防除法
要約 温州ミカンを6月~11月まで光反射シートによりマルチ栽培すると、チャノキイロアザミウマの被害が軽減できる。なお、激発地帯ではマルチ処理と温州ミカンへの飛来源のイヌマキ防除を組み合わせると効果が高...
要約 北陸地域において不耕起で草地を更新する場合、マクロシードペレットを16個/m2播種すれば、2年間は追肥することなく直播法(不耕起で表面散播し基肥、融雪後と刈り取り毎に追肥)と同程度の牧草収量が得...
法面植栽に適したグラウンドカバープランツ苗生産における用土別施肥法
要約 法面植栽に適した4種のグラウンドカバープランツについて、苗生産における用土別ポット当たりの適正な施肥量は種類によって異なる。アークトセカの場合は芽数や生体重からみて、赤土用土では被覆複合肥料3g...
要約 並木植えをした2段一文字整枝により、ビワ栽培の年間作業時間を約15%短縮することが可能になるとともに、軽作業化が図れる。 背景・ねらい ビワの園地は傾斜地に多く、樹も高くなるため、作業の能率が劣...
要約 ウンシュウミカン幼木園の苗木定植時から樹冠下を1㎡開口させるシートマルチは除草作業を軽減し、幼木の成長・収量を良好にする。また、急傾斜地階段園の周年にわたる部分マルチは肥料成分の流亡を抑制し草...
新規造成畦畔における数種地被植物の生育特性と雑草の発生に及ぼす影響
要約 畦畔植生の省力管理のために導入する地被植物として、シバザクラ、アークトテカが地被能力が高く最も有望で、導入した地被植物の被度が高いほど雑草の発生量は少ない。 背景・ねらい 急傾斜地における基盤...
要約 畦畔植生の省力管理に利用可能な地被植物として、草高が低く、地被能力に優れる、シバザクラ類、ローマンカモミール、アークトテカなど24草種を選定した。 背景・ねらい 中山間の急傾斜地域では水田の基盤...
要約 野菜畑の中耕・除草・培土、追肥、病虫害防除等中間管理作業を主体として行うための乗用型作業車である。うねをまたいで走行するため、最低地上高が高く、輪距の調節ができる。本機は新たに開発した防除機、...
要約 野菜畑の中耕・除草・培土、追肥、病虫害防除等中間管理作業を主体として行うための乗用型作業車である。畝をまたいで走行するため、最低地上高が高く、輪距の調節ができる。本機は新たに開発した防除機、農...
要約 花きのセル成型苗と自動姿勢制御移植機の利用により、手植えの4分の1の作業時間で、傾斜地でも植え付けが可能になり、大規模景観(お花畑)を省力的に作ることができる。 背景・ねらい 大規模な「お花畑...
要約 イワダレソウ (Lippia nodiflora) は、矮性であり、被覆進展の早さ、強健性に優れ、開花期が長い特徴を備えており、水田法面用保護植物として有望な草種である。 背景・ねらい 中山間地の水田は傾斜地に位...
要約 開発したパインアップル植付機は、2条植えでマルチ栽培に対応し、加工用、生食用のいずれでも使用できる。1日に30a程度を植付可能で、条間、株間、植付深は栽培基準に適合する。沖縄県農業試験場・経営機械...
傾斜地、法面植栽に適したグラウンドカバープランツの選定と植栽法
要約 傾斜地、法面の保護・緑化に適したグラウンドカバープランツとして早期被覆ができ、景観形成能力の高い7種を選定した。これら有望種について、効率的な繁殖法及び適正な栽培用土や、地表面の早期被覆と高い...
要約 傾斜地カンキツ園では、園内作業道を整備し、歩行形の小型作業機を導入することによって、高品質果実生産を維持し、かつ管理作業の実作業時間を30%削減できるとともに、作業の軽作業化も図ることができる。...
要約 軽労化視点を加えた新技術の経済効果の評価法として,労働強度別賃金を用いた労働費の変化で評価する方法を開発した。この方法を傾斜地カンキツ園用に開発された新技術に適用すると,省力化のみの評価方法より...