要約 複合交信かく乱剤など成分カウントのない農薬の活用、地域重要病害の特定に基づく薬剤選択で、落花10日期以降の殺菌剤散布を15日間隔に広げることなどにより、リンゴの主要病害虫の被害を実用的な水準に抑制...
茨城県の特別栽培農産物認証制度に適合するカンショ病害虫防除体系
要約 カンショの土壌害虫に対するD-D剤(全面処理)と殺虫剤(作条処理)による防除は、カズサホスマイクロカプセル剤(全面土壌混和)による防除に替えることができる。さらに、食葉性ガ類の防除を省略するこ...
要約 岩手県における白インゲンマメは5 月下旬~6 月上旬の播種で、栽植密度を700~1,400 本/a とすることにより倒伏が少なく、収量及び品質において最も安定するが、立毛条件において成熟後日数の経過とともに、...
土着天敵とナギナタガヤ草生栽培によるミカンハダニの減農薬防除体系
要約 ナギナタガヤによるウンシュウミカン園の草生栽培はミカンハダニの土着天敵ミヤコカブリダニを保護し、本天敵に影響の小さい農薬を使用することで、ダニ剤と除草剤を削減でき、慣行防除に対し農薬数が26%、...
要約 大豆の生産履歴に対する消費者の情報ニーズは多様であるが、『安全・安心』に関わる「病害虫の防除方法」には、複数の消費者グループで強いニーズがある。一方、生産性や品質の向上を目的とする項目について...
要約 水稲とのブロックローテーションを前提としただいず不耕起栽培では圃場排水対策が特に重要で、額縁明渠に加え播種溝に交差した弾丸暗渠を施工する。このことにより茎疫病発生も軽減される。また、雑草対策は...
要約 大豆の不耕起栽培において、条間30cmで栽植密度を20~30本/m2前後とし、播種前後の非選択性茎葉処理除草剤散布に、播種後除草における効果の高い土壌処理除草剤散布を組み合わせた体系処理を行うことによっ...
茨城県における打込式代かき同時施肥播種機によるコシヒカリの湛水土中点播栽培技術
要約 種子肥料繰出ロールを装着した打込式代かき同時施肥播種機は,代かきと同時に施肥播種作業が行え,省力かつ安定したコシヒカリの湛水土中点播栽培を行うことができる。 キーワード 点播栽培,打込式,代かき...
要約 大型機械による作業に好適な圃場の区画形状は、長辺200mの100a区画であり、最大200aまでである。また、雑草・病害虫防除作業のために水を補給する枡を設置する。 背景・ねらい 稲作の移植栽培、乾田直播栽培...
要約 大規模稲作農家の大区画ほ場における、直播適応性が高い「つくし早生」を用いた湛水土中直播栽培では、1ヘクタール当たりの労働時間は72時間で移植栽培の70%以下と省力的であり、移植栽培と同等の収量・品質...
要約 M字型潤土直播栽培体系は、大区画水田を対象とした乗用管理機によるワンマンオペレータを前提とする機械化一貫栽培体系で、投下労働時間は73.5h/haと省力的であり、かつ収量の安定した栽培体系である。 背...
要約 無人ヘリコプターを利用した水稲品種「祭り晴」の湛水直播栽培は、収量・品質が安定しており、稚苗移植に比べて労働時間は50%、生産コストは20%ていど削減できる。 背景・ねらい 水稲栽培の省力化と...
要約 汎用乗用管理機を利用した水稲湛水直播栽培では、耐倒伏性の高い「岐108号」用い、カルパー粉衣種子を落水直後に播種し、播種後落水管理とすることで苗立が安定し、被覆尿素の全量基肥施肥により移植栽培と...
要約 稲収穫後から播種までの間に土壌表層2~3cmを削耕・整地し播種する、三重式不耕起播種機を用いた水稲の直播栽培技術を開発した。播種・覆土精度が高く安定した苗立ちが得られ、条間を25cmとし側条施肥とイネ...
要約 不耕起乾田直播栽培技術を採用した大規模稲作経営を確立するためには、当面、病害虫防除作業の省力化が課題であり、中・長期的には大区画ほ場整備、天候不良への対応システムの確立、ほ場の団地化、経営の複...
要約 運搬車、動力噴霧機、ズームノズル等を組み合わせて乗用型高性能防除機を開発した。この防除機を用いると大区画桑園での除草剤または殺虫剤散布の時間は1ha当たり6時間と省力化できる。 背景・ねらい 雑草及...
要約 湛水表面散播直播栽培において産業用無人ヘリコプターを利用して、播種、溝切り、初期除草剤散布、病害虫防除液剤散布、倒伏軽減剤散布を行う省力的な一貫体系を確立した。 背景・ねらい 水稲の省力・低コス...
水稲の中山間地における黒色再生紙を活用した有機質肥料の施用による栽培法
要約 移植時に低温となる中山間地においては、除草に黒色再生紙マルチを用い、基肥にコシヒカリの場合なたね油粕80kg/10a施用し、本田病害虫防除2回で慣行栽培に近い生育・収量が得られる。 背景・ねらい 化学...
要約 水田用栽培管理ビークルでの田植は、既存の田植機と同等に行える。粒状物・液剤散布性能は極めて高く、時間当たり圃場作業量は 1ha以上で、管理作業の 1人化と乗用体系での省力・軽労働化ができる。15ha規模...
要約 乗用管理機を用いて水稲湛直の播種ができる。乗用管理機はこの他、施肥、除草剤散布、病害虫防除作業に利用でき、いづれも一人作業化と軽労働化ができる。省力化による規模拡大で、収益の向上が可能である。...