要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
食品製造副産物を活用した発酵飼料は黒毛和種去勢牛肥育に有効である
要約 食品製造副産物を活用した乳酸発酵飼料は嗜好性が良好で、肥育牛の発育や枝肉成績・枝肉販売金額等は市販配合飼料を給与した牛と同等である。発酵飼料は高水分の食品製造副産物を低コストで飼料利用する方法...
畝内表層施肥同時畝立て成型マルチャを用いるレタス施肥の減量・省力化
要約
畝立て成型マルチャに施肥機を搭載し、マルチ被覆と同時に表層5cmに肥料を混和する畝内局所施肥を行うと初期から生育が旺盛となる。施肥量は慣行の全面全層施肥の窒素成分30kg/10a...
要約 野菜用半自動多条移植機(製品名「おしどりさん」)の移植ユニットを改良することで、露地でのキク直挿し作業が可能である。また、植付姿勢が改善され、省力・軽労化が図られ、植付作業効率が高まる。 キーワ...
道央地帯における「大地の星」と春まき小麦初冬まきを取り入れた経営モデル
要約 冷凍米飯用「大地の星」で600kg/10a、春まき小麦の初冬まき栽培で450kg/10aを達成し、露地野菜を取り入れた複合経営は、家族3人で農業所得538万円の所得確保が可能であり、石狩・南空知地域における地域水...
要約 作型に応じて適切な不織布資材を「べたがけ」又は「浮きがけ」することにより、キャベツ栽培での虫害を軽減でき、また、盛夏期の太陽熱処理を併用することで生育・収量が安定する。 キーワード 不織布、被覆...
要約 ジャーガル土壌における年3作のレタス栽培では、被覆尿素入り窒素肥料を用いた一括全量基肥施用(40N-22.5P2O5kg/10a)、マルチ内15mm点滴かん水、株間30cm、畦幅45cmの1条植で大玉が得られ、且つ環境負荷が少...
要約 慣行の水稲-レタス作は作業競合が見られるが、月旬の必要労働力の減少割合で見た場合、水稲5ha+レタス1ha経営では、水稲疎植栽培技術の導入により約15%、また、レタス迅速移植技術の導入によると約18%...
要約 本機は、1畝に3又は4条で多条栽培するレタス用の半自動移植機である。本機の作業能率は4条2人作業で約4.0h/10a、手作業の1.4倍程度であるが、簡易・軽量で移植精度が高く、作業姿勢が改善でき、軽作業化に効...
要約 水稲「なつしずか」は、成熟期が「ひとめぼれ」より8~10日早い極早生の粳品種であり、良食味でいもち病に強く、耐倒伏性、玄米外観品質が優れる。平成13年度より準奨励品種に採用し、早場米生産地域とレタ...
中山間傾斜地帯における葉菜類主幹の経営モデルによる機械の導入
要約 線形計画法を用いて策定したレタス・キャベツ周年栽培体系モデルにおいて、乗用型野菜移植機・ブームスプレーヤ等を導入するには、畑地面積が労働力に応じて170~260a以上必要であるが、中小規模経営でも、...
要約 傾斜棚田地域では、稲作の継続に加えて、野菜・花きなど集約作目の担い手組織、山羊利用による放棄地の省力的管理体制など、技術導入等を契機とした担い手組織の重層的育成による営農システム再編が集落活性...
環境保全型露地野菜営農の作付体系と土壌消毒代替技術の導入可能性
要約 輪作に基づく環境保全型露地野菜営農の作付体系は収益を最大とする品目別面積と病虫害発生抑制等に配慮したいくつかの作付規則で決定され、また資材のリサイクル利用等により太陽熱処理等の土壌消毒代替技術...
中山間地域の冷涼な気温を活かしたリーフレタス「フリルアイス」の9月上旬どり
要約 福岡県内の標高340m程度の中山間地域において、リーフレタスの晩抽性品種「フリルアイス」を用いると9月上旬どりが可能である。10a 当たり施肥量は三要素で各12kg程度、裁植密度は5,900 株が適する。冬どり...
要約 移植機の潅水装置を利用したレタスの株元への少量潅水の量は、乾燥畑では株当たり20cc、湿潤畑では1ccでも十分である。 背景・ねらい 本島南部地域では、県内野菜の安定供給、冬春期の温暖な気象条件を生か...
要約 「セレス」と「エクシード」は標準品種の「プレジデント」より大玉、多収で、収量が比較的安定し、レタスの機械移植栽培の秋作品種に適する。沖縄県農業試験場・園芸支場・野菜研究室 背景・ねらい 本島南部...
アスパラガス及びトルコギキョウの新生産技術を導入した中山間地域の営農類型モデル
要約 中山間地域の複合経営確立のための簡易施設を利用した野菜花きの生産技術であるアスパラガス半促成長期どり栽培と冷房育苗トルコギキョウ栽培の経営評価として、水稲またはバレイショ主体の経営にこれらの新...
要約 全自動移植機を用いたレタスのセル成型苗の機械移植に適する栽植様式としては、収量及び品質と栽培管理面から、畦幅45cm、株間25cmが適する。沖縄県農業試験場・園芸支場・野菜研究室 背景・ねらい 本島南部...
要約 中山間地域における野菜作の展開は,広域流通が進展する中で平坦地との競合が強まり,停滞・後退する地域の一方で,特定少数の産地での発展的な動きがみられる。発展的な産地においては,農地造成・雨よけ栽...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...