動物体内と環境中における腸管出血性大腸菌O26:H11の遺伝子型変遷
要約 腸管出血性大腸菌O26:H11は牛の体内で遺伝子型変異を起こすことが示唆された。その変異はパルスフィールドゲル電気泳動法を用いた場合,制限酵素1種類当たり最大でバンド5本の違いであった。 要約(英語) 1...
要約 PMWS発症豚においては末梢血中のリンパ球数は低下しており,リンパ球数の低下とリンパ組織病変の程度は関連することが示された。 要約(英語) Postweaning multisystemic wasting syndrome (PMWS) is an ...
豚回虫(Ascaris suum)のペルオキシレドキシンの分子性状
要約 豚回虫のペルオキシレドキシン(AsPrx)は有意な発現量をともなう虫体の主要蛋白質の1つとして確認され,全ての発育ステージで恒常的に発現していた。また,AsPrxには抗酸化作用が確認されたことから,虫...
豚レンサ球菌の制限・修飾系Ssu DAT1Iが他の菌から水平伝播してきた証拠
要約 豚レンサ球菌Streptococcus suisにMboIと同等な制限・修飾系SsuDAT1Iを保有する株と保有しない株があることを見出した。SsuDAT1I遺伝子とその周辺遺伝子領域との比較,及びSsuDAT1Iを保有しない株の当該遺伝...
要約 ブロイラー鶏の腹水症では,心臓組織病変(心筋変性・線維化,心外膜線維化)肝臓組織病変(肝細胞変性・肝被膜線維化)が最も高い頻度でみられたが,後者が最も高い頻度でみられる共通病変であった。 要...
要約 パラポックスウイルス(PPV)感染症のウイルス学的迅速診断に有用なPCR法を開発した。この方法で,PPV属に属する4種類すべてのウイルスが検出可能であった。また,4種の制限酵素によるPCR-RFLPにより,4...
要約 数ナノ程度の高い波長分解能をもち,可動部なしに約15msec/波長の高速でハイパースペクトル画像を連続的に記録可能な,野外用画像計測システムを試作開発した。水稲を対象にした測定データ等により,植物...
要約 エンドファイト感染株からトリホリン剤を用いて非感染株を作出する方法を開発した。ペレニアルライグラスはエンドファイト感染により数種の病原菌に抵抗性が強くなり、耐病性の向上が認められた。 背景・ね...
要約 豚エンテロウイルスは,遺伝学的に3グループに再分類され,うち1グループについては,ピコルナウイルス科の新たなウイルス属として独立させる必要が示唆された。また,同グループの株を迅速に検出でき...
要約 豚コレラウイルスならびに牛ウイルス性下痢ウイルスを中心としたペスチウイルスの塩基配列の比較から分子系統樹を作成し,ペスチウイルスの遺伝子型による分類法を確立した。 要約(英語) Genetic char...
要約 豚サーコウイルス2型感染を病理組織学的に検討した。特徴病変はリンパ系組織の網内系細胞におけるブドウの房状の細胞質内封入体形成とリンパ球の著しい減少であった。 要約(英語) Porcine circovirus...
要約 人工遺伝子を簡便かつ迅速に作製する手法としてSPR法(Self Polymerase Reactionを開発し,ウマインターフェロンα1及びγ遺伝子を作製した。 要約(英語) In spite of many advantages, artificial gen...
要約 超強力粉を冷凍生地製パンやブレンドによる国産小麦粉の製パン性向上に使用した場合、比容積の大きい良好なパンが得られる。これらの特性が超強力粉にある理由は、超強力粉生地が非常に強い生地物性とガス保...
要約 雨害等によりアミログラフ最高粘度(以下、アミロ値)の低下したいわゆる低アミロ小麦粉の製パン時の比容積は、アミロ値100程度までであれば大きく低下しない。低アミロ化による比容積低下の主原因は、収穫...
豚インターロイキン18(IL-18)遺伝子のクローニングとその組換え蛋白質の発現
要約 LPSで刺激した豚肺胞マクロファージのTotal-RNAよりcDNAを作製し,3'RACE法により豚のIL-18の完全長のcDNAをクローニングして,塩基配列を決定した。さらに,大腸菌およびバキュロウィルス発現系で豚IL-1...
要約 ピーマン‘トサヒメR’はPepper mild mottle tobamovirus(PMMoV)およびtomato mosaic tobamovirus(ToMV)に抵抗性を備え、収量、果実品質がすぐれる中長形果のF1品種である。促成栽培に適する。 ...
ギョウジャニンニクに発生した新病害、白色疫病とすすかび病(新称)
要約 ギョウジャニンニクで2種の新病害の発生が確認された。1つは融雪後3月下旬頃から発生し、葉に白色の比較的大きな病斑を形成するPhytophthora porriによる白色疫病であり、2つ目は5月上旬より発生し、...
要約 ウシ白血病ウイルス受容体 (BLVR) は膜貫通蛋白と報告されているが,著者らのクローニングしたマウス BLVR は膜貫通蛋白ではないと考えられ,最近 cDNA がクローニングされたヒトアダプター様蛋白複合体-...
要約 冷害予測を目的として,高層気象データを用い事前に日射量の減少・気温の低下を予測できる指数(YPI ;Yamase Predictive Index)を創案した。オホーツク海高気圧の消長を示す極東気圧の峰,梅雨前線の挙...
要約 豚胸膜肺炎菌を高感度で検出し,12血清型を5つのグループに型別するPCR-RFLP法を確立した。 要約(英語) To establish a method for specific detection and typing of A. pleuropneumoniae, we invest...