老化性および簡易アミロース含量測定による高品位米選抜のための食味検定法
要約 北海道米の良食味品種の食味は向上したが、米飯テクスチャーが適正で、アミロースやタンパク質含有率の年次変動の少ないことが求められる。米飯の老化性とアミロース含量の簡易・省力測定法を用いた米の食味...
要約 オウトウの収穫期間中に発生する実割れ果などを原料として果汁を搾り、それに酢酸菌培養液(種酢)と醸造用エチルアルコールを添加して酢酸発酵(静置法)させると、「山形県らしさ」をアピールするオウトウ...
要約 一般の飯用米に用いる各種品種の糊化粘度特性の評価から、冷やご飯のなりやすさを表す米飯の老化性推定値を求めた。老化性推定値(表層老化度)は、品種による老化性の違いを数値化でき、品質の指標として...
要約 排出された食品循環資源を乾燥処理すると、種類、水分含量により処理コストは約4倍の差がある。 細菌検査、鶏ひなの成長試験、鶏卵のふ化試験により、同処理物は家畜飼料としての安全性が確認され 利用可能...
要約 日本短角種の牛肉の小売・飲食店での販売実態は、価格水準と独自評価の2基準で分類でき、類型ごとに、粗利益・原価率、不足部位、差別化戦略等は異なる。販売促進のためには、短角種の特徴を引き出す加工・...
要約 市販のイムノアッセイキットを用い,農作物中の残留イミダクロプリドを従来の機器分析法より迅速かつ簡便に測定できる。大型の分析機器を必要としないことから,生産,流通現場におけるスクリーニング法とし...
発育を進めることでウメ「南高」果実および梅酒の機能性は向上する
要約 ウメ「南高」果実の機能性(クエン酸含有量、1果当たりの抗酸化能)は発育ステージが進み、大果になるほど高い。梅酒加工品の品質(機能性、褐色度)を高めるためには熟度、果実肥大を促して利用することが...
もち米品質がもち生地品質(色・物性)に及ぼす影響とその評価法
要約 もち米の低蛋白化を目指した栽培管理により、もち生地の色(b*)および「伸展性」(伸び) は向上し品質改善が図られる。また、もち生地の加工に際して、未ハゼ粒の混入は問題にならない。 キーワード もち米、...
豆腐加工適性評価指標としての大豆タンパク質含量および最大破断応力凝固剤濃度
要約 大豆の種子タンパク質含量は、凝固剤(塩化マグネシウム)濃度を上げた時の豆腐の最大破断応力と高い正の相関を有するが、一般的な凝固剤濃度0.25%で作った豆腐の破断応力との相関は低い。最大破断応力での...
要約 加熱したコーンオイル中にクリの果実を短時間浸漬処理する渋皮剥皮法である。本法は従来の剥皮法と比較して短時間の処理で剥皮が促進されるため、クリの渋皮剥皮性育種における剥皮性評価法やクリを原料とす...
要約 〔要約〕食品成分の抗アレルギー性評価に必要なアレルゲン特異的ヒトIgE抗体産生B細胞株を細胞融合法により樹立した。この細胞が産生するIgE抗体はダニ抗原特異的である。 キーワード ヒトIgE抗体産生B細...
要約 荒茶色沢は,測色色差計による測色値から数値化できる。また,審査概評はこの数値を用いて判別できる。鹿児島県茶業試験場・加工研究室 背景・ねらい 荒茶色沢を数値化し客観的な評価法を確立する。また,荒茶...
要約 雨害を受けたパン用小麦のパンの比容積低下は
エンドプロテアーゼによって子実中のグルテンの部分分解が起こり生地が軟化するためである。その際、アミログラフ最高粘度(以下アミロ値)が200...
要約 ガン細胞の増殖抑制作用について、各種農水産物のスクリーニングの結果、タラノメはガン細胞を殺傷する活性があった。この成分は新規タンパク質であり、アポトーシスを誘導する。 背景・ねらい 野菜・山菜・...
抗アレルギー評価系に必要なヒトlgE抗体の産生誘導法(研究)
要約 食品成分の抗アレルギー性評価に必要なアレルゲン特異的IgE抗体をヒト末梢血リンパ球から効率的に産生誘導する方法を確立した。この方法で活性化したリンパ球を細胞融合することによって、ヒト型IgEモノクロ...
要約 米飯外観(白さ・つや)の画像解析によるを客観的評価方法を開発し、北海道うるち米の現状評価をおこなった。また、米飯の加工、ブレンド評価への応用を想定した、外観総合評価法を開発した。 背景・ねらい 白...
要約 調理・加工米飯の流通及び消費性向を明らかにした。原料米の炊飯特性、冷凍適性、官能評価、貯蔵性と内部成分との関連性を検討し、冷凍米飯の加工適ついて評価基準を策定した。この基準をもとに北海道米品種...
要約 カンショは抗酸化能・ラジカル消去能を有しているが、アントシアン系色素を含み、紫色の肉色を持つ「アヤムラサキ」等ではその機能が特に強い。紫色のカンショジュースの抗酸化能は、リンゴ、トマト、ニンジ...
要約 カンショは抗酸化能・ラジカル消去能を有しているが、アントシアン系色素を含み、紫色の肉色を持つ「アヤムラサキ」等ではその機能が特に強い。紫色のカンショジュースの抗酸化能は、リンゴ、トマト、ニンジ...
要約 クリ果実の肉質の簡易的評価として、Rapid Visco Analyserによるデンプンの糊化特性測定を用いて判別することが可能になり、さらに -アミラーゼの食味 背景・ねらい クリ果実における食感(肉質)は、ポ...