タイトル | 水田畦畔管理省力化のための土壌モルタル被覆 |
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担当機関 | 中国農業試験場 |
研究期間 | 1995~1998 |
研究担当者 |
岡崎紘一郎 熊倉裕史 前岡邦彦 林 清忠 |
発行年度 | 1995 |
要約 | 現場の土に普通セメントと土壌凝固剤を混ぜて水を加えて練った土壌モルタルを作り、あぜ塗機などを利用して水田畦畔を被覆することにより、漏水防止と雑草発生を抑制する畦畔を簡易に造成できる。 |
背景・ねらい | 中山間地の水田は畦畔の占める面積割合が高く、漏水防止のためのあぜ塗り作業や草刈りなどの管理労力はかなり大きく、とくに、草刈り作業は高齢者にとって重労働であり、安全面からも問題がある。コンクリートによる畦畔造成は、草刈りやあぜ塗りをしなくてすむが、造成経費がかさむうえ、ロータリ爪やコンバインを傷つけやすい。このため管理労力を大幅に節減する畦畔を簡易に造成することが望まれている。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 畦畔の上面および圃場内面の強化にはあぜ塗機利用法が能率的であり、外側法面の雑草抑制のためには土壌モルタル被覆を行う。雑草やワラなどの粗大有機物は予め除去する。火山灰土など粒度の小さい土に対しては普通セメントの配合量を15%へ増やす。施工はロータリ耕うんが可能な、土壌水分が低い時に行う。損傷箇所は土壌モルタルで容易に補修でき、保守すれば10年前後は維持できる。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 畦畔管理 雑草 省力化 水田 中山間地域 |