タイトル | ナタネ未熟花粉への遺伝子導入と形質転換体の作出 |
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担当機関 | 中国農業試験場 |
研究期間 | 1994~1996 |
研究担当者 |
福岡浩之 小川泰一 松岡 誠 大川安信 矢野 博 |
発行年度 | 1996 |
要約 | ナタネ単離未熟花粉にパーティクルガンにより外来遺伝子を導入し、半数性の形質転換体を作出した。コルヒチン処理によって得られた倍加半数体は正常な稔性を持ち、次世代において導入遺伝子は遺伝的に固定していた。 |
背景・ねらい | ナタネ未熟花粉培養系は単細胞由来の不定胚がカルスを経由せずに効率的に誘導され、染色体の倍加により迅速に純系が得られる特徴がある。本研究では半数性培養系を形質転換系に適用することにより、導入形質の効率的固定とキメラを回避した遺伝的安定性の高い形質転換法の確立を目的とした。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 単離花粉を用いたナタネの半数性形質転換法および簡便な形質転換体の選抜法が確立された。育種に適用するためには、特殊な機器を用いない方法の開発と形質転換率の向上が今後の課題である。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 育種 なたね 品種 |