タイトル | 牛体外受精由来胚における凍結保存法 |
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担当機関 | 広島県立畜産技術センター |
研究期間 | 1997~1999 |
研究担当者 |
岩水 正 尾形康弘 |
発行年度 | 1997 |
要約 | 牛体外受精由来胚の凍結には、耐凍剤5%エチレングリコ-ル・6%プロピレングリコ-ル・0.1Mショ糖の凍結・融解後の生存性に有効性が認められ、また拡張胚盤胞期胚が胚盤胞期胚よりも生存率、脱出率ともに優れ耐凍性が高い。 |
背景・ねらい | 牛体外受精由来胚は体内受精由来胚に比べて耐凍性が劣っており、これを凍結胚として流通させるためには、耐凍剤および凍結保存方法を改善する必要がある。そこで、効率的な凍結保存方法を見出すため、牛体外受精由来胚を3種類の耐凍剤を用いて凍結保存し、融解後の生存率及び脱出率について比較検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 経膣採卵などの方法で得た卵子を体外受精技術を用いて作出した胚をこの方法で凍結保存し、直接移植法によって受胎させることが可能で、体内受精由来胚にも応用できる。 胚盤胞期胚と拡張胚盤胞期胚で受胎性に差があるかどうか確認する必要がある。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
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