| タイトル |
乾田直播水稲におけるフィプロニルフロアブル種子塗抹によるニカメイガの省力防除 |
| 担当機関 |
岡山県立農業試験場 |
| 研究期間 |
1994~1994 |
| 研究担当者 |
永井一哉
平松高明
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
乾田直播栽培でのニカメイガ防除を対象として種籾にフィプロニルフロアブルを塗沫 して播種すると、第2世代幼虫による被害まで軽減でき、防除の省力化が期待できる。
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| 背景・ねらい |
ニカメイガによる被害は近年漸増傾向にある。水稲の移植栽培では本種の防除にフィプロニル粒剤の育苗箱処理が普及し、省力的かつ効果的な防除がなされている。そこで、直播栽培に適応できる省力的な防除技術として、フィプロニルフロアブルの種子塗抹によるニカメイガの防除効果を検討した。
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| 成果の内容・特徴 |
- フィプロニルフロアブル(2%)500ml を乾燥種子4kg に塗抹して5月中旬に播種すると、ニカメイガ第1世代幼虫に対しては十分な防除効果が認められる(表1)。
- ニカメイガ第1世代幼虫対象にカルタップ粒剤(4%)(4kg/10a)を本田散布し、第2世代に対してカルタップ水溶剤(50%)1,000倍液を散布した慣行の防除体系に比較すると、種子塗抹区は第2世代幼虫に対して効果はやや劣るが無処理の3分の1以下に被害を軽減できる(表1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- フィプロニルアブルは農薬登録されていない。
- ニカメイガ第1世代幼虫には十分な防除効果があるが、第2世代幼虫では効果がやや不安定である。
- 試験はニカメイガの中発生条件下で実施しており、多発した場合は第2世代幼虫に対する本田での防除が必要と考えられる。
- 5月以前の早播栽培で効果は未検討である。
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| 図表1 |
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| カテゴリ |
病害虫
育苗
乾燥
乾田直播
直播栽培
省力化
水稲
ニカメイガ
農薬
播種
防除
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