タイトル | 殺虫剤エチルチオメトンの播種時処理は除草剤ベンタゾンによるダイズの薬害を激化させる |
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担当機関 | (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2003~2004 |
研究担当者 |
松尾和之 渡辺輝夫 増田欣也 |
発行年度 | 2004 |
要約 | 殺虫剤エチルチオメトンをダイズ播種時に処理し、生育期に除草剤ベンタゾンを茎葉処理すると、両剤の処理間隔が1ヶ月程度あっても激しい薬害を招く。イミダクロプリド等の非有機リン系殺虫剤とベンタゾンとの組み合わせでは、同様な薬害は発生しない。 |
キーワード | ダイズ、殺虫剤エチルチオメトン、除草剤ベンタゾン、薬害 |
背景・ねらい | エチルチオメトンはアブラムシ、ハダニ類に有効な有機リン系殺虫剤である。一方、ベンタゾンは、広葉雑草対象の生育期茎葉処理除草剤としてダイズを適用作物とした農薬登録申請が予定されており、両薬剤の組み合わせは今後大豆畑での一般的に行われることが予想される。しかし、ベンタゾンと有機リン系殺虫剤との近接散布によるダイズでの相乗的な薬害が報告されていることから、エチルチオメトンとベンタゾンとの組み合わせ処理がダイズに及ぼす影響を検討する。 |
成果の内容・特徴 | 1. 図1)。 2. 図2)。 3. 図3)。 4. 図3)。 |
成果の活用面・留意点 | 1. ベンタゾンはダイズを適用作物とした農薬登録申請が予定されている。 2. 子実収量への薬害の影響は、栽培条件(品種、栽培地、播種期等)により大きく異なる可能性がある。 |
カテゴリ | 病害虫 栽培条件 雑草 除草剤 大豆 農薬 播種 品種 薬剤 |