| タイトル | 繋ぎとフリーストール間での飼養方式の変更が初産牛の増体と乳量に及ぼす影響 |
|---|---|
| 担当機関 | 北海道農業試験場 |
| 研究期間 | 1996~1996 |
| 研究担当者 | |
| 発行年度 | 1996 |
| 要約 | 繋ぎ飼いからフリーストールへの飼養方式の変更は、初産牛の乳量には特に影響を及ぼさないが、体重は変更後増加する。一方、フリーストールから繋ぎ飼いへの変更も、乳量には特に影響を及ぼさないが、体重は変更後一時的に減少する。 |
| 背景・ねらい | フリーストールシステムが規模拡大と省力化を追求する方策として注目され普及が進んでいる。しかしながら、牛群の組み替えや牛の導入は群内の社会的構造を混乱し、特に導入牛の増体と乳量を低下させるとの報告がある。また繋留による行動抑制も家畜にストレスとなることが分かっている。そこで泌乳中期での飼養方式の変更が泌乳と増体に及ぼす影響について調べた。 |
| 成果の内容・特徴 |
①繋ぎ飼いからフリーストールへの変更前後における両形質の推移の傾向については、乳量では有意に異ならなかったが、体重では、増体量が変更前の2.0kg/週から4.1kg/週へと有意に増加した。 ②フリーストールから繋ぎ飼いへの変更については、変更前後の推移の傾向が、乳量では有意に異ならなかったが、体重は変更直後から有意に減少し、変更後11週目に変更前の水準に回復した。 ③したがって、本試験条件下での飼養方式の変更が、初産牛に及ぼす影響については、特に増体にみられたように、フリーストールへの変更は正の効果を、繋ぎ飼いへの変更は負の影響をもたらすことが示唆された。 |
| 成果の活用面・留意点 | ① 繋ぎ飼いとフリーストールでの放し飼いとの間で飼養方式を変更した場合の、牛の新規環境への順応とその時に牛が受けるストレスの緩和法について検討する上で参考となる。 ② この成果は在来のフリーストール牛舎における飼養面積約 10m2/頭以上の飼育密度と牛が飼料、特に粗飼料を自由に採食できる条件の下で得られたものである。 |
| 図表1 | ![]() |
| カテゴリ | 規模拡大 省力化 |
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