タイトル | スモモ新品種「ハニーハート」 |
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担当機関 | 果樹試験場 |
研究期間 | 1994~1995 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1995 |
要約 | スモモ新品種「ハニーハート」は「ソルダム」と「西田」の交雑実生から選抜した中生のニホンスモモである。「ソルダム」より収穫期が1週間前後早く,中玉で果皮は紅紫色となり,酸味の少ない良食味品種であり,東北地方から九州までのスモモ産地に適する。 |
背景・ねらい | スモモの栽培品種は少数に限られており,栽培の拡大のためには栽培性及び品質の優れた新品種の育成が求められていた。このため,「ソルダム」より熟期が早く,同程度以上の品質を有する品種の育成を目標として試験を行った。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 果皮色が紅紫色で独特の外観をもち,従来問題となっていた酸の強さが改善されていることから,スモモの消費拡大に有効である。自家不結実性であるため「ハニーローザ」,「オザークプレミア」等の授粉樹の混植が必要である(表2)。結果過多では,小果や品質の低下を招くので適切な結実管理を行う。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 栽培技術 収量向上 消費拡大 新品種 すもも 品種 良食味 |