タイトル | カンキツ新品種「陽香」 |
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担当機関 | 果樹試験場 |
研究期間 | 1994~1995 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1995 |
要約 | カンキツ新品種「陽香」は,「清見」に「中野3号ポンカン」を交雑して育成したミカンである。糖度が比較的高く,ポンカンに似た芳香の強い食味良好な大果・無核品種である。適熟期が1~2月であることから秋冬期が温暖な地域に適する。 |
背景・ねらい | わが国のカンキツ生産量の70%以上は,年内に収穫されるウンシュウミカンであり,品種構成と熟期が片寄っている。出荷期の延長と品種の多様化のため,年明け以降に成熟する高品質な中晩生カンキツが求められている。 晩生カンキツのなかで品質が優れて,単胚で交雑実生が確実に得られる「清見」を母親に,剥皮が容易で,香りが良く,食味良好な早生種である「中野3号ポンカン」を父親として交雑し,年明け以降に成熟するマンダリン(みかん)タイプで食味良好なカンキツの育成を試みた。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 温州みかん 出荷調整 新品種 施肥 台木 単為結果 接ぎ木 抵抗性 肥培管理 品種 ぽんかん 良食味 その他のかんきつ |