タイトル | ニホンナシにおける新梢誘引による側芽中内生ホルモンの変動と花芽形成促進機構 |
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担当機関 | 果樹試験場 |
研究期間 | 1996~1996 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1996 |
要約 | ニホンナシ「幸水」は、新梢停止期に新梢を傾ける(誘引)と、直立枝では花芽にならない新梢の基部の芽まで花芽になる。誘引処理により、側芽のオーキシン、ジベレリン含量は低下し、アブシジン酸、サイトカイニン含量は増加した。以上より、誘引による花芽形成促進に頂芽優勢の打破が関与することが示唆された。 |
背景・ねらい | ニホンナシは花芽着生率に品種間差がある。なかでもわが国で第1の生産高の「幸水」は花芽着生率が低く、大きな問題となっているが、新梢停止期に新梢を傾けると花芽着生率が増加することが知られている。そこで、花芽着生制御に関わると考えられる植物ホルモンの新梢誘引における動態を調査し、花芽着生制御技術開発に資することを目的とした。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本知見は、ニホンナシの花芽形成の制御技術の開発に大きく役立つと期待される。花芽のつきやすい誘引処理を行った新梢での内生ホルモンの動態を、植物生長調節剤等を利用して外生的に再現した場合、花芽分化やその他生育に及ぼす影響を検討する必要がある。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 品種 |