タイトル | 長期の高濃度炭酸ガス処理による果樹の光合成効率の上昇とその維持法 |
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担当機関 | 果樹試験場 |
研究期間 | 1996~1996 |
発行年度 | 1996 |
要約 | 高濃度炭酸ガス条件下のブドウの光合成速度は上昇するが上昇程度はしだいに低下する。その一因としてRubisco酵素活性の低下がみられた。光合成効率の維持には窒素の施用が有効である。 |
背景・ねらい | 樹などの生産性の向上のために閉鎖系における高濃度炭酸ガスの供与が試みられているが、果樹に対する炭酸ガスの影響は不明な点が多い。そこで、高濃度炭酸ガス下に長期間にわたって置かれた果樹の光合成作用を中心とした生理機能に及ぼす影響を明らかにし、その特性を解明する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 施設栽培での炭酸ガス施用栽培において、高い光合成を維持するための基礎的データとなる。樹種による反応の違い、適正シンク量(着果量)の程度などについてはさらに検討が必要である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 施設栽培 ぶどう |