タイトル | リンゴゆず果病の病原ウイロイドの確認とその検定法 |
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担当機関 | 果樹試験場 |
研究期間 | 1996~1998 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1996 |
要約 | リンゴゆず果病の病原体はリンゴゆず果ウイロイド(AFCVd)である。本ウイロイドの検定は電気泳動法により2~3日で、被検樹に指標植物の NY58-22(クラブリンゴの1種)を高接ぎして果実病徴を観察する生物検定法により1~2年で可能である。 |
背景・ねらい | リンゴゆず果病は小金沢ら(1989)により報告された接ぎ木伝染性果実異常症で、成熟果(果面凹凸、斑入り、果肉褐変)あるいは枝幹部(粗皮)に病徴を発現し、果実の商品価値を著しく低下させる。本病の伝染手段は主に接ぎ木であることから、防除には無毒の穂木及び台木(中間台含む)の使用が不可欠であるが、病原未知のため、これまで実用的な検定法がなかった。そこで、本病病原の探索と検定法の開発を行った。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | AFCVdリンゴ樹体内における濃度は極めて低いので、電気泳動後のゲルは銀染色する。また、生産現場等の電気泳動を行う設備がない場所では、ウイルス及びウイロイドフリーの NY58-22 (リンゴ支場保存)を用い、なるべく花芽を持つ穂木を接ぐ。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 病害虫 サビ果 生物検定法 台木 高接ぎ 接ぎ木 防除 りんご |