タイトル | 正確、簡便で汎用性のある新しい地温の計算方法 |
---|---|
担当機関 | (独)農業技術研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2001~2005 |
研究担当者 |
Charles Maule(加 John Pomeroy(英 Raoul Granger(加 ウエールズ大) サスカチュワン大) 岩田幸良 国立水文研究所) 鮫島良次 山田一茂 廣田知良 濱嵜孝弘 |
発行年度 | 2002 |
要約 | 任意の深さの日平均地温が対象の深さより上層の地温と土壌の熱的条件からForce-Restore法を拡張した式で計算できる。さらに、この式に熱伝導方程式を結合させることで、地温の日変化も高い時間分解能で計算できる。この計算方法は、初期・境界条件や土壌の熱的条件の設定が容易である。 |
キーワード | 微気象、地温、土壌凍結深、Force-Restore 法 |
背景・ねらい | 地温は、生育に影響し土壌環境を表す上で重要な気象要素であり、特に北海道のような寒地では低温による初期生育の制限や積雪・土壌凍結の問題から重要性はより大きい。しかし、地温や土壌凍結深データはアメダスなどの一般気象観測網では測定されておらず、入手し難い。そこで、任意の深さの地温を入手可能な値を用い、初期・境界条件、パラメータの設定が容易でかつ高い時間分解能で推定できる新しい計算方法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 | 与えられた気象条件(気温、日射、風速等)から、地温を推定する場合は、地表面の条件(裸地、植生地、積雪、土壌凍結等)に応じた地表面の熱収支式と組み合わせて解く。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | 寒地 土壌環境 |