タイトル | 高等植物の乾燥耐性に関与する遺伝子の単離と発現機構の解析 |
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担当機関 | 国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 1993~1995 |
研究担当者 |
篠崎和子 寺尾富夫 篠崎一雄 |
発行年度 | 1993 |
要約 | モデル植物であるシロイヌナズナと耐旱性のマメ科作物であるカウピーを用いて、乾燥耐性に関与する遺伝子群を単離してその構造と機能、乾燥による遺伝子発現を制御するプロモーターを明らかにし、乾燥耐性植物作出のための基礎的知見を得た。 |
背景・ねらい | 環境耐性植物の作出は農業生産問題からも環境問題からも国際的に重要な課題である。バイオテクノロジーを用いた環境耐性植物の作出は複雑な植物の機能を分子レベルでコントロールすることになり、植物が本来持っている環境耐性機構の解明が重要なポイントと考えられる。本研究は分子遺伝学的解析が進んでおりモデル植物として注目されているシロイヌナズナと耐旱性のマメ科作物であるカウピーを用いて、乾燥耐性に関与する遺伝子の機能と発現機構を明らかにすることを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | シロイヌナズナとカウピーより得られた乾燥耐性に関与する遺伝子は乾燥耐性植物作出のための導入遺伝子として、また、rd29A遺伝子のプロモーターは導入遺伝子の植物内での発現制御のために有用と考えられる。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 乾燥 たばこ データベース |