タイトル | 新種の実験動物としての世界最小反すう動物マメジカの室内繁殖 |
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担当機関 | 国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 1989~1993 |
研究担当者 |
工藤 博 マレイシア農業大学 家畜衛生試験場 |
発行年度 | 1993 |
要約 | マメジカ(Lesser mouse deer、Tragulus javanicus)の室内繁殖はこれまで色々な所で試みられてきたが、成功していない。我々は実験動物用小型ケージの使用、取扱い、飼料などを注意することによって訓化・繁殖することに成功した。マメジカの実験動物としての有用性が明らかになった。 |
背景・ねらい | 獣医・畜産分野において、草食性の反すう家畜の研究はきわめて重要であるにもかかわらず、この様な目的に適した小型の草食性動物の実験動物化の為の室内繁殖は全く行われていないのが現状である。そこで、マレイシアに生息する世界最小(成獣で1.2-1.7kg)反すう動物のマメジカの実験動物化の為の室内繁殖を試みた。この様な試みは 「生きた化石」と言われるこの野生動物の保護にもつながると考えられる。反すう家畜のための実験動物としての有用性を始め、繁殖、生物学的性状などを検索した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | マメジカは草食性反すう家畜のための実験動物はもとより、人類の疾病モデルとしても使用できる可能性がある |
図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 抵抗性 繁殖性改善 |