タイトル | 西ジャワ高原野菜地帯における1年3作の短期輪作によるキャベツ根こぶ病の抑制〔国際〕 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2000~2002 |
研究担当者 |
山田 盾 Aziz Azirin Asandhi (Research Institute for Vegetables インドネシア) |
発行年度 | 2002 |
要約 | 西ジャワ高原野菜地帯の主要作物であるキャベツに多発する根こぶ病被害は、ニンジン、ジャガイモを組み込んだ1年3作の輪作により、初期生育が順調に保たれ、実用的に被害の無い程度の収量が得られるまで制御することができる。この効果は作付け順序を変えても変わらず、また1作期の休閑も有効である。国際農林水産業研究センター・生産環境部 |
背景・ねらい | インドネシアでは、農村所得向上を求め、相対的優位性のある高原地帯で野菜生産が集中的に行われている。なかでも根こぶ病の寄主となるアブラナ科野菜が集中的に作付けられ、キャベツ、ハクサイ、チンゲンサイ、カイラン等多くのアブラナ科野菜で根こぶ病が激発している。また、日本で効果の上がっているフルスルファミド粉剤はコスト面で利用が困難であり、また雨が多く急斜面畑が多い熱帯高原では、農薬に頼らない環境保全的な方法が必要である。そこで、農薬を使わない場合の最も基本的方法である輪作をとりあげ、根こぶ病抑制の効果はもちろん、出来るだけ現状に即した作物組み合わせと、短い輪作年限により、実際の農業に取り込みやすい輪作を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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カテゴリ | 病害虫 あぶらな キャベツ コスト 雑草 除草 チンゲンサイ にんじん 農薬 はくさい ばれいしょ 輪作 輪作体系 |