タイトル | サヤインゲンの高温による落花と変形莢の発生〔研究〕 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2001~2005 |
研究担当者 |
鈴木克己 庄野真理子 江川宜伸 |
発行年度 | 2002 |
要約 | サヤインゲンでは開花前10日頃の高温による花粉稔性、あるいは開花当日および前日の高温による花粉管伸長阻害のため不受精となり落花する。開花後の高温は受精した胚珠の発育を阻害し、変形莢を発生させる。 |
背景・ねらい | 熱帯・亜熱帯地域では、高温ストレスのため作物の生産が不安定である。果菜類において生殖生長期に発生する高温障害は収量に大きな影響を及ぼす。しかし、高温により影響を受ける生殖生長期の現象については不明な点が多い。サヤインゲンでは高温になると収量が減少するが、それは落花や変形莢の発生が関与している。そこで落花や変形莢の発生要因を花粉稔性、胚珠発育などの発育生理の視点から検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本研究で扱う高温とは、ほ場条件下で生殖生長期におけるサヤインゲンの収量が影響を受ける日平均気温が約28℃以上の温度である。 |
カテゴリ | 亜熱帯 高温対策 さやいんげん |