タイトル | イネの鉄過剰耐性・亜鉛欠乏耐性の簡易検定法 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
Yunxia Wang Matthias Wissuwa |
発行年度 | 2006 |
要約 | 通常の水耕液に低濃度の寒天を添加することにより、急激なpH変化を抑制し、酸化還元電位の低下も再現でき、鉄過剰、あるいは亜鉛欠乏などの問題土壌に対するイネ品種の簡易耐性検定における精度を向上することができる。 |
背景・ねらい | 水耕液を用いて問題土壌で起こりうる鉄毒性あるいは亜鉛欠乏などの養分ストレスに対するイネの反応を再現することは困難である。一般的な養液を用いた水耕条件では、根圏の理化学性の変化が維持できずpHが急激に変化し、さらに、鉄やリンなどが沈殿を形成し不可給態となるためである。また、水田土壌での微量要素害の発現で重要となる低い酸化還元電位を水耕栽培で再現することも困難である。このような背景から、鉄毒性、および亜鉛欠乏を水耕栽培条件でイネの品種を評価できる系を構築するため、低濃度寒天(0.1%)の利用を検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | 214667-1.pdf |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
図表6 | ![]() |
カテゴリ | 遺伝資源 簡易検定法 水田 水耕栽培 品種 |