タイトル | ファージ耐性化したイネ白葉枯病菌を溶菌できる宿主域変異ファージ |
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担当機関 | (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2003~2005 |
研究担当者 |
井上康宏 畔上耕児 松浦貴之 小原達二 津下誠治 落合弘和 加来久敏 |
発行年度 | 2005 |
要約 | OP1ファージに耐性化したイネ白葉枯病菌を溶菌できる宿主域変異ファージは、尾部繊維遺伝子の特定領域が重複している。この宿主域変異ファージをOP1感受性菌に感染させると、OP1耐性菌への感染性と遺伝子の重複を同時に失った娘ファージが出現する。 |
キーワード | イネ、白葉枯病、バクテリオファージ、ゲノム解析 |
背景・ねらい | バクテリオファージ(以下ファージ)は厳密な宿主特異性をもっていることから、これを利用すれば、生物生態系を攪乱せずに植物細菌病を防除する技術の開発が期待できる。しかし、ファージ耐性菌の出現が実用化の最大の障害となっている。一方で、ファージ耐性菌に対して溶菌活性を示す変異ファージ(宿主域変異体)も出現することが知られており、変異ファージを上手く利用すれば、ファージ耐性菌の出現と蔓延を回避できる。そこで、耐性菌に有効な変異ファージの作出を目的として、宿主特異性に関係する遺伝子とその変異様態を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 病害虫 耐性菌 防除 |