タイトル | サトウキビ抽出物の飼料添加による離乳豚の細胞性免疫の増強 |
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担当機関 | 三重畜研 |
研究期間 | 2004~2006 |
研究担当者 |
巽俊彰 市川隆久 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 離乳期用飼料にサトウキビ抽出物20%含有資材を0.05%添加して離乳豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が示唆される。 |
キーワード | サトウキビ抽出物、離乳豚、抗菌性物質、免疫増強 |
背景・ねらい | 畜産物の安全性に対する消費者の関心の高まりに対応した抗菌性物質無添加飼料の長期給与による豚肉生産が要望されているが、飼養管理技術が未確立なため、育成率の低下やと畜場での廃棄率の増加等が懸念されている。そこで、抗菌性物質に頼らない肉用豚飼養管理技術として、サトウキビ抽出物の飼料添加による離乳豚の免疫増強効果を検討する |
成果の内容・特徴 | 離乳時(生後21日)~体重30kgの離乳期用飼料および体重30kg~70kgの肥育前期用飼料給与期間において、サトウキビ抽出物を20%含有する市販資材を0.05%添加した飼料(サトウキビ区)、抗菌性物質含有飼料(抗菌剤区)および無添加飼料(無添加区)給与によるLWD種に対する細胞性免疫増強効果を雌雄計6頭/区の単飼で検討する。さらに体重70kg~110kgの肥育後期用飼料給与期間は、各区とも無添加飼料とし、生産性およびと畜検査成績を検討する。なお、試験期間中において抗菌性物質含有飼料以外の抗菌性物質の使用は一切ない。
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | さとうきび 飼育技術 肉牛 羊 豚 |