タイトル | 水稲新品種「天竜乙女(伊那28号)」の認定品種採用(予定) |
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担当機関 | 育種部 |
研究期間 | 2002~2008 |
研究担当者 |
酒井長雄 青木政晴 細井淳 高松光生 中澤伸夫 小林勉 山口秀和 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 安定多収、耐病性の水稲晩生品種「天竜乙女」を長野県の認定品種に採用した。既存品種「秋晴」に比較して、やや多収、良食味で夏越しの食味低下も少ない。また、割れ籾による黒すじ症状の発生も少ない。 |
キーワード | 「天竜乙女(伊那28号)」、水稲、新品種、うるち米、晩生、良食味 |
背景・ねらい | 長野県の奨励品種のなかで最も晩生の「秋晴」は1965年の奨励品種採用以来一貫して低暖地の下伊那地域を中心に作り続けられており、2008年の栽培面積は400haである。この「秋晴」作付け地帯の生産者及び流通関係者から、近年の良食味化指向の中で、県育成の新品種によるブランド米の生産が求められている。さらに現地の「秋晴」では割れ籾による玄米の品質劣化(黒すじ症状)も報告されている。これらのことから新たに「天竜乙女(伊那28号)」を導入し、県産ブランドの晩生品種として生産振興を図る。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
カテゴリ | いもち病 黒すじ症 新品種 水稲 多収良食味 抵抗性 品種 良食味 |