タイトル | 家畜伝染病発生等の緊急事態における鶏卵生産抑制技術 |
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担当機関 | 山口畜試 |
研究期間 | 2005~2005 |
研究担当者 |
関谷正男 |
発行年度 | 2005 |
要約 | 産卵開始期から産卵ピーク期の鶏では、代謝エネルギー(ME)を維持の70%とした制限給餌を2週間続けることで、産卵率が10%程度まで抑制され、制限解除後は2週間で回復する。 |
キーワード | ニワトリ、採卵鶏、制限給餌 |
背景・ねらい | 平成16年1月、山口県における鳥インフルエンザの発生に伴い、移動制限区域が設定され、区域内の鶏卵が約2,000t滞留し、その多くが焼却処分されている。 高病原性鳥インフルエンザ等家畜伝染病発生時の移動制限など緊急事態における避難措置としては強制換羽による産卵停止が考えられるが、伝染病発生時に鶏体に強いストレスを付与すること、休産期間の調整ができない等の欠点も認められる。 今回、緊急事態に備えるため、絶食による強制換羽を行わず、維持飼料の定量給餌により、一時的に産卵を抑制しつつ鶏群を維持する方法を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 今回の試験は、33週齢までの成績であり、以降の生産性には注意が必要である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 鶏 |