肉用牛の肥育前期用混合飼料におけるNDFの消化率と乾物・養分摂取量

タイトル 肉用牛の肥育前期用混合飼料におけるNDFの消化率と乾物・養分摂取量
担当機関 大家畜部
研究期間 1997~1998
研究担当者 今村弘子
棟加登きみ子
徳満茂
平嶋善典
発行年度 1998
要約 肉用牛(ホルスタイン種去勢牛)の肥育前期を対照とした混合飼料中の中性デタージェント繊維(以下NDF)の消化率は、粗飼料の配合割合が25~100%の範囲では変化が無く一定である。また、乾物・養分摂取量はNDF含量の影響を受け、約35%の時に最高となる。福岡県農業総合試験場・畜産研究所・飼料部・家畜栄養研究室、大家畜部・肉用牛研究室
背景・ねらい 肉用牛の成長・肥育を向上するには給与飼料の乾物・養分摂取量を多くする必要がある。一般に、反芻家畜の乾物摂取量は飼料中のNDF含量により変動することが知られているが、濃厚飼料割合の高い混合飼料を摂取する肉用牛では乾物摂取量とNDFの関係については不明な点が多い。そこで、肥育期の中でも比較的粗飼料割合の高い肥育前期における混合飼料をめん羊に給与し、NDF含量と消化率及び乾物・養分摂取量との関係を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 試験は乳雄去勢牛の肥育前期用混合飼料4種をめん羊(コリデール種、3頭)に自由採食させ、馴致・予備・試験期、各7日間の全糞採取法により行った。
  2. 給与混合飼料の可消化NDF量はNDF含量と正の相関があり、TDN(可消化養分総量)含量は粗飼料割合と負の相関がある。これらの関係は、濃厚飼料や粗飼料割合が異なっても同じであることから、NDFとTDNの消化率は変化が無く一定である(表1)。
  3. 肉牛用混合飼料中の乾物・TDN摂取量はNDF含量が約35%の時に最高となる。
  4. NDF含量約35%における乾物・TDN摂取量は、31%及び39%の約1.1倍である(表2、図1)。
成果の活用面・留意点
  1. 肉用牛の肥育前期用混合飼料の給与メニュー作成に利用できる。
図表1 220835-1.gif
図表2 220835-2.gif
図表3 220835-3.gif
カテゴリ 肉牛

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