福岡県におけるカキ主要品種の果肉中のβ−カロチンおよびリコピン含量の特徴

タイトル 福岡県におけるカキ主要品種の果肉中のβ−カロチンおよびリコピン含量の特徴
担当機関 福岡県農業総合試験場
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 福岡県の甘ガキ主要品種「富有」、「松本早生富有」、「伊豆」、「西村早生」は、渋ガキ品種「刀根早生」、「平核無」に比べて、果肉中にリコピンやβ-カロチン等の機能性成分が多く含まれ、果皮色の赤みが強い。福岡県農業総合試験場・園芸研究所・果樹部・落葉果樹研究室
背景・ねらい 最近、トマト、ニンジン等に含まれるカロチノイドであるリコピン、β-カロチン等は、発ガン抑制作用や抗酸化作用等を有することが明らかにされ、注目されている機能性成分である。福岡県産カキの主要品種と渋ガキ品種についてこれらの機能性成分含量を明らかにし、甘ガキの消費拡大のためのPR資料とする。
成果の内容・特徴
  1. 福岡県の甘ガキ主要品種である「富有」、「松本早生富有」、「伊豆」、「西村早生」は、渋ガキの「刀根早生」、「平核無」に比べて、果肉中のリコピンおよびβ-カロチン含量が多く、成熟期の果皮色の赤みが強い(図1、図2)。
  2. 「西村早生」は、他の5品種に比べて、β-クリプトキサンチン含量が多い(データ略)。
成果の活用面・留意点
  1. 福岡県産カキの主要品種の消費拡大のためのPR資料として活用する。
図表1 221207-1.jpg
図表2 221207-2.jpg
カテゴリ かき 機能性成分 消費拡大 トマト にんじん 品種

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