タイトル | 青果用カンショを主軸作物とする作付体系における窒素収支と減肥栽培 |
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担当機関 | 九州農業試験場 |
研究期間 | 2000~2000 |
研究担当者 |
持田秀之 新美洋 |
発行年度 | 2000 |
要約 | カンショーダイコン、カンショーイタリアンの体系では窒素負荷はみられないが、カンショーキャベツ、カンショーバレイショ、カンショーゴボウ体系では7~15kg/10aの窒素負荷が認められる。カンショーキャベツ体系において、収穫残さをすき込めば、カンショは無施肥、キャベツは残さの窒素分を減肥しても、慣行施肥と同等の収量が得られる。九州農業試験場・畑地利用部・生産管理研究室(九州沖縄農業研究センター畑作研究部生産管理研究室) |
背景・ねらい | 近年、南九州の畑作地帯において、飼料作物栽培における家畜ふん尿の多量施用や施肥量の多い茶、露地野菜の導入により硝酸態窒素の溶脱が進み、浅層地下水の汚染が懸念されている。このような状況を打開するためには、作付体系全体の窒素負荷を明らかにするとともに、体系として窒素負荷を低減し窒素溶脱の防止を図る必要がある。ここでは、青果用カンショを主軸作物とする作付体系について、窒素施肥量から窒素持出量を差し引いた値を窒素負荷量とし各作付体系における窒素負荷の程度をみるとともに、カンショーキャベツ体系において収穫残さを利用した減肥栽培で体系として窒素負荷が低減できることを明らかにしようとした。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 加工 かんしょ キャベツ ごぼう 飼料作物 施肥 だいこん 茶 土壌診断 ばれいしょ |