タイトル | 秋収穫が株出しサトウキビの初期生育改善・茎収量増加に及ぼす効果 |
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担当機関 | 九州農業試験場 |
研究期間 | 2000~2005 |
研究担当者 |
下田聡 氏原邦博 杉本明 前田秀樹 |
発行年度 | 2000 |
要約 | サトウキビを秋収穫すると、現行の冬収穫に比べ、萌芽が促進され初期生育が大幅に改善されて翌年の梅雨までに大きく生長する。茎数が増え、一茎重も増えるため株出し栽培の茎収量は大幅に向上する。九州農業試験場・作物開発部・さとうきび育種研究室(九州沖縄農業研究センター作物機能開発部さとうきび育種研究室) |
背景・ねらい | 株出し栽培はサトウキビ生産の省力化・低コスト化に不可欠であるが、南西諸島では収穫後の萌芽が不良なために低調である。萌芽不良の主な原因は病害虫・雑草や低い地力といわれるが、おおもとは、収穫期(12-3月)である冬の地温が低いためと考えられる。これまで、南西諸島におけるサトウキビ栽培の改善は、冬収穫を前提として試みられてきた。そこで、地温が比較的高い秋収穫によって株出し栽培の茎収量が大幅に向上することを明らかにし、南西諸島の気象条件に適した安定多収栽培の実現には、秋でも可製糖率が高い極早期型高糖性品種の育成と、それを用いた秋収穫栽培法の開発が有効であることを示す。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 育種 害虫 雑草 さとうきび 省力化 新品種 抵抗性 低コスト 品種 |