| タイトル |
フィターゼ添加飼料給与農家の尿汚水および堆肥中リンの実態 |
| 担当機関 |
長崎県畜産試験場 |
| 研究期間 |
2000~2000 |
| 研究担当者 |
梶原浩昭
伊東壽夫
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
フィターゼ添加の低リン飼料給与した、養豚経営から排出される尿汚水及び発酵処理した堆肥中のリンは一般飼料給与の経営と比べ低い。長崎県畜産試験場・養豚科
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| 背景・ねらい |
閉鎖海域や湖沼の富栄養化防止にリンの排出低減が求められているが、養豚においては低リン飼料にフィターゼを添加することで、リンの消化性を改善させ、リン排泄量の低減が可能となっている。フィターゼの効果は尿より糞へのリン排泄量低減に大きく影響するが、一般的なふん尿の搬出方法であるスクレーパー体系ではふん尿が混合して、ふん中のリンが液状物である尿汚水に混入する。そこで実際に市販のフィターゼ添加低リン飼料を給与する養豚一貫経営農家において尿汚水中のリン含量について調査するとともに搬出された固形物の堆肥中のリン含量についても調査を行う。
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| 成果の内容・特徴 |
- フィターゼ添加飼料を給与する農家の尿汚水中リンは平均231mg/L、一般飼料給与は542mg/Lであった。BOD、ECが高く、ふんの混入が多いと思われる農場においても一般飼料給与の尿汚水より低い傾向が見られる。(表3)
- フィターゼ添加飼料を給与する農家の堆肥中のリンは平均3.27%、灰分は32.1%で、これまで報告された戻し堆肥を利用した堆肥の成分値と比べ、灰分に差が見られないにも関わらずリンは低い。(表4)
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| 成果の活用面・留意点 |
- フィターゼ飼料給与の豚ふん堆肥や液肥を耕地還元する場合の施肥基準の参考となる。
- 汚水の浄化処理を行う際、投入汚水の低リン化によってリンの負荷量が低下する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
経営管理
施肥
豚
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