レタス栽培における生分解性マルチ資材の利用特性

タイトル レタス栽培における生分解性マルチ資材の利用特性
担当機関 宮崎県総合農業試験場
研究期間 2000~2001
研究担当者 牛谷勝郎
串間秀敏
大野和宏
深田直彦
江藤忠育
発行年度 2000
要約 5~6月の露地レタスに用いる生分解性マルチ資材の種類では、ビオノーレ・透明、ビオノーレ・黒、やしろ・透明の分解性が優れる。このうち、ビオノーレ・黒はレタスの収量も多く最も有望である。宮崎県総合農業試験場・野菜部
背景・ねらい 野菜栽培において、マルチ資材の利用は雑草抑制や土壌の乾燥防止等、収量安定のため不可欠であるが、環境問題に対する意識の高まりから、使用後のマルチ資材の処分の方法が問題になっている。そこで、環境保全型の新素材である生分解性マルチ資材について、特性を確認するとともにレタス栽培で生育収量に及ぼす影響を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. レタス(品種:レッドファイヤー)の1株平均重量が400g以上となる生分解性資材は、重い順に、ビオノーレ・黒、ロータリーマルチ・黒、デグラノボン・黒、めぐみちゃん・黒、紙マルチ、やしろ・黒の順である。(表1)
  2. 収穫時における崩壊程度の比較では、ビオノーレ・透明、ビオノーレ・黒、やしろ・透明はすき込みが可能な状態まで崩壊する。(表2)
成果の活用面・留意点
  1. 収穫時までに大部分が崩壊する生分解性マルチ資材は、ロータリー耕耘などにより圃場にすき込めるため、回収が不要である。
図表1 221525-1.jpg
図表2 221525-2.jpg
カテゴリ 病害虫 乾燥 雑草 品種 野菜栽培 レタス

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