イタリアンライグラス超極早生新品種「シワスアオバ」の飼料成分特性

タイトル イタリアンライグラス超極早生新品種「シワスアオバ」の飼料成分特性
担当機関 飼料作物研究室
研究期間 1999~2002
研究担当者
発行年度 2001
要約 「シワスアオバ」の1番草出穂期の飼料成分は、福岡県飼料成分表の成分値に比べると粗蛋白質含量は高く、繊維含量は低く、推定TDN含量は高い。2番草の飼料成分は福岡県飼料成分表の成分値とほぼ同等である。
背景・ねらい イタリアンライグラスは収量性、栄養価ともに優れており、県内の粗飼料生産の基幹草種として広く利用されている。近年、これまでの品種よりも出穂期が極めて早く、年内収穫も可能な超極早生品種「シワスアオバ」が育成された。しかし、その飼料価値は不明な点が多い。そこで、「シワスアオバ」を9月下旬から10月上旬に播種した場合の飼料価値を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 「シワスアオバ」の一般飼料成分は福岡県飼料成分表の出穂期、開花期の成分値と比べると1番草は粗蛋白質含量は高く、粗繊維含量は低い。また、2番草の飼料成分は、ほぼ同等である(表1)。
  2. 1番草の繊維成分含量は、2番草に比べると少なく推移し、特に収穫適期である出穂期における総繊維(OCW)含量は4.6ポイント少なく、低消化性繊維(Ob)含量は8.2ポイント少ない(表2)。
  3. イタリアンライグラスの刈取適期である出穂期の推定TDN含量は、「シワスアオバ」では1番草67.0%、2番草は64.2%であり、高い飼料品質である(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. イタリアンライグラス「シワスアオバ」の1番草刈取時期の選定や周年作付体系確立の資料として活用できる。
  2. 牛に給与する場合、フォーレージテストで飼料成分を把握する。
図表1 221707-1.jpg
図表2 221707-2.jpg
カテゴリ イタリアンライグラス 新品種 播種 品種

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