回転ロール用接触式温度センサーを用いた炒り葉機円筒釜の温度制御

タイトル 回転ロール用接触式温度センサーを用いた炒り葉機円筒釜の温度制御
担当機関 宮崎総農試
研究期間 1999~2001
研究担当者
発行年度 2001
要約 かまいり茶製造において、炒り葉機の円筒釜外面温度を回転ロール用接触式温度センサーを用いて測定することで、円筒釜の温度制御が可能である。
キーワード かまいり茶、炒り葉機、接触式温度センサー、温度制御
背景・ねらい かまいり茶の炒り葉工程において円筒釜の役割は重要であるが、温度管理が難しく農家では勘や経験に頼った製造が行われている。そこで、回転ロール用接触式温度センサーとガンタイプバーナーを連動させた円筒釜の温度制御技術について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 回転ロール用接触式温度センサーによる円筒釜外面温度の測定値は、放射温度計の測定値と高い相関関係がある(図1,図2,図3)。
  2. 接触式センサーを用いた制御による円筒釜の温度は、生葉投入後も安定した設定温度が維持できることから、接触式温度センサーとガンタイプバーナーの連動で円筒釜の自動温度制御が可能である(図4)。
成果の活用面・留意点
  1. 温度制御が正確に出来ることで炒り葉品質が安定する。
  2. 接触式センサーは放射温度計に比べて比較的安価である。
  3. センサーは基部を断熱材等で熱から保護し、炎が直接あたらない場所に設置する(図1,図2)。
  4. センサー先端部が振動等により断線する場合があるので定期的に検査する必要がある。
  5. ガンタイプバーナーはガス式のものを使用している。
図表1 221837-1.jpg
図表2 221837-2.jpg
図表3 221837-3.jpg
図表4 221837-4.jpg
カテゴリ 温度管理

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