タイトル | 立木と集合フェロモンを利用した果樹カメムシ類の効率的天敵微生物接種法 |
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担当機関 | 福岡県農業総合試験場 |
研究期間 | 1999~2000 |
研究担当者 |
堤 隆文 山中正博 |
発行年度 | 2001 |
要約 | チャバネアオカメムシ集合フェロモン剤と昆虫病原性糸状菌を培養した不織布を立木に施用すると果樹カメムシ類に効率的に天敵微生物を感染させることができる(以下この装置を立木感染トラップという)。立木感染トラップは野外で20日以上感染能力を保持する。 |
キーワード | チャバネアオカメムシ、集合フェロモン、糸状菌、防除 |
背景・ねらい | チャバネアオカメムシの集合フェロモン剤は同種の雌雄成虫のみならず、同じ果樹加害性カメムシ類であるツヤアオカメムシ、クサギカメムシも誘引する。一方、チャバネアオカメムシから分離された昆虫病原性糸状菌の1種Beauveria bassiana E-9102株はツヤアオカメムシ、クサギカメムシにも強い病原性を持っている。両者を用いた果樹カメムシ類の防除法を開発するには効率的に大量のカメムシ類を感染させるトラップの開発が必要である。このトラップは広域に多数設置する必要があるため、低コストであることが求められる。また、集合フェロモンに誘引されたカメムシは誘引源の周辺だけではなく比較的広い範囲にとまるため、大きなトラップほど大量のカメムシを感染させることができる。そこで、これらの条件を満たした感染トラップを開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 病害虫 カメムシ コスト 低コスト フェロモン 防除 |