タイトル |
紡錘形ニガウリのハウス栽培での誘引法と栽植密度および作型 |
担当機関 |
宮崎総農試 |
研究期間 |
1999~2003 |
研究担当者 |
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発行年度 |
2003 |
要約 |
紡錘形ニガウリのハウス栽培では、子づる2本を主枝として18節くらいで摘心し、発生する側枝を2~5節で摘心する誘引法とする。栽植株数はa当たり78株くらいがよい。10月頃から5月頃まで栽培する場合、途中、株を植え替えて二作型にするよりも長期一作の方がよい。
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キーワード |
ニガウリ、ハウス栽培、誘引法、栽植密度、仕立て法
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背景・ねらい |
宮崎県のハウスのニガウリの栽培技術は、果実が円筒型の品種である`宮崎こいみどり'の特性にあわせて成立している。近年、紡錘型品種の普及が進んでいることから、栽培法の検討が必要である。
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成果の内容・特徴 |
- ニガウリのハウス栽培の誘引法は、蔓下ろし栽培よりも摘心栽培の方が、収量が多い(表1)。
- 栽植密度は、a当たり78株くらいで栽培するのが、収量が多い(表2)。
- 10月頃から5月頃まで栽培する場合、途中で植え替えずに長期一作にした方が収量が多い。途中で植え替えると未収穫期間が生じ、その後の収量も少ない(表3、図1)。
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成果の活用面・留意点 |
- ハウスでのニガウリ栽培の基本技術として活用できる。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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図表4 |
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カテゴリ |
栽培技術
にがうり
品種
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