デルフィニウム・エラータム系の2番花の仕立て本数

タイトル デルフィニウム・エラータム系の2番花の仕立て本数
担当機関 宮崎総農試
研究期間 2001~2003
研究担当者
発行年度 2004
要約 2番花は3本に仕立てることで、抽だい率が高く高規格の切り花の比率が最も高くなる。
キーワード デルフィニウム、エラータム系、2番花、仕立て本数
背景・ねらい デルフィニウムの2度切り、3度切り栽培では、2番花以降の芽の本数を制限して栽培する必要があるが、適正な仕立て本数が明らかでないために生産現場では様々な仕立て本数で栽培されており生産が不安定である。そこで11月に1番花を収穫した後の2番花の適正な仕立て本数について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 2番花の抽だい率は仕立て本数が少ないほど高くなる(表1)。
  2. 抽だいしたものの抽だい日、開花日には差はなかったが、仕立て本数が少ないほど揃いが良い(表1)。
  3. 切り花形質は仕立て本数3本で最も大きくなるが、仕立て本数の違いで有意な差は得られなかった(表2)。
  4. 出荷規格別の比率は仕立て本数3本で高規格の比率が高くなる(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 宮崎農試F1品種「レグルス」を供試した試験結果である。
  2. 低温遭遇期間 2002年12月10日~2003年1月8日
    芽の整理2003年1月17日
    温度管理定植2002年9月20日~12月11日:最低夜温摂氏13度
    2002年12月12日~2003年1月8日:無加温
    再加温2003年1月9日~1月22日まで最低夜温摂氏15度、1月23日から最低夜温摂氏13度
    栽植距離条間30cm、株間20cm、2条植え

図表1 222778-1.jpg
図表2 222778-2.jpg
図表3 222778-3.jpg
カテゴリ 温度管理 栽培技術 出荷調整 デルフィニウム 品種

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