タイトル |
紫白色覆輪のデルフィニウムの新品種「アリエス」 |
担当機関 |
宮崎総農試 |
研究期間 |
1999~2003 |
研究担当者 |
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発行年度 |
2004 |
要約 |
花色が紫白色覆輪で開花揃い優れるデルフィニウムF1品種「アリエス」を育成した。
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キーワード |
デルフィニウム、紫白色、F1品種
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背景・ねらい |
花色および生育の揃いの良い新品種の育成に取り組みこれまで5品種のF1品種を育成した。さらに、新規な花色の品種育成に取り組んだ。
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成果の内容・特徴 |
1987年にドワーフパシフィック系白花系統の中から選抜し、育成した種子親系統と1997年にニューセンチュリー系紫花系統の中から選抜し、育成した花粉親系統間とのF1系統を2001年6月~2002年12月にかけて能力検定を行った結果、各形質の発現が均一であることを確認し育成を終了した。
- 草型は直立型で草丈は極高である。茎の分枝性は中(表1)。
- 最外層がく片、最内層がく片の主要な色はともに紫白(日本園芸植物標準色票カラーチャート8601)で、覆輪を呈する(表1)。
- 花序の長さは長で小花の密度は中である。八重咲きで花冠は大である.がく片数は13枚と多く、全形は楕円形である(表1)。また、切り花長をはじめとする形質もよく揃う(表3)。
- 到花日数は6月中旬播種、9月下旬定植の作型で70日程度である。開花期間は8日程度である。
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成果の活用面・留意点 |
- 開花の揃いが良く、軸が硬く栽培しやすい。
- 促成栽培に適する。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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カテゴリ |
カラー
栽培技術
新品種
デルフィニウム
播種
品種
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