10月まきホウレンソウにおける硝酸イオン濃度の低い優良品種

タイトル 10月まきホウレンソウにおける硝酸イオン濃度の低い優良品種
担当機関 土壌環境部
研究期間 2002~2004
研究担当者
発行年度 2005
要約 10月まきホウレンソウでは、「プラトン」は硝酸イオン濃度が低く、生育が「パンドラ」と同等である。葉柄の硝酸イオン濃度は葉身より高い。
キーワード 10月まき、硝酸イオン濃度、ホウレンソウ、品種
背景・ねらい 近年、消費者の健康志向、安全志向の高まりから、品質に関連した養分含量の制御が栽培上の重要な課題となっている。ホウレンソウ等の葉菜類は、栄養生長の途中に収穫されるため、植物体に吸収された窒素等の養分含量が比較的高い状態で食される。そこで、秋まき冬春どりのホウレンソウにおいて、生育や耐病性に優れ、硝酸イオン濃度の低い品種を選定する。
成果の内容・特徴
  1. 10月まきホウレンソウにおいて、慣行の「パンドラ」と同等以上の一株重となった品種のうち、硝酸イオン濃度が低く、べと病抵抗性及び低温伸長性を有する品種は「プラトン」である(表1、図1)。
  2. ホウレンソウ体内の硝酸イオン濃度は葉身より葉柄の方が3~4倍高い(図2)。
成果の活用面・留意点
  1. 露地10月まきホウレンソウ栽培に適用できる。

図表1 223025-1.jpg
図表2 223025-2.jpg
図表3 223025-3.jpg
カテゴリ 抵抗性 品種 ほうれんそう

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