タイトル |
夏秋ギク「文化の旭」の花色発現異常対策 |
担当機関 |
宮崎総農試 |
研究期間 |
2003~2005 |
研究担当者 |
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発行年度 |
2005 |
要約 |
夏秋ギク「文化の旭」の花色発現異常は発蕾後の昼温を摂氏30度で管理することで、切花品質を低下させることなく発生を抑制することができる。また、前年発生が少なかった株を選抜し、それを親株とすることでも発生抑制に効果がある。
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キーワード |
夏秋ギク、文化の旭、花色発現異常
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背景・ねらい |
夏秋ギク「文化の旭」は7月と9月開花作型において、花弁に赤橙色の筋が現れる花色発現異常が見られ、生産上問題となっている。そこで、その対策について検討する。
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成果の内容・特徴 |
- 発蕾以降の昼温を摂氏30度で管理すると花色発現異常花の発生を抑制できる(表1)。また、昼温摂氏30度管理で栽培した切花の花色は本来の濃黄色の花色を呈し、花持ちも良好である。
- 前年に花色発現異常の発生が少なかった株を選抜し、それを親株とすると花色発現異常花の発生が減少する(表2)。
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成果の活用面・留意点 |
- 摂氏30度以上の高温に長期間遭遇すると、花色が薄く(黄色が薄く)なるので注意する。
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図表1 |
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図表2 |
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カテゴリ |
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