タイトル |
秋ギク「神馬」の低温開花性系統 |
担当機関 |
大分農林水産研花き |
研究期間 |
2002~2004 |
研究担当者 |
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発行年度 |
2005 |
要約 |
栄養生長期間から採花期まで昼温摂氏20度/夜温摂氏12度の温度管理(低温管理)で、開花遅延しにくく、開花揃いのよい「神馬」の栄養系統「J03-11」を選抜した。
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キーワード |
秋ギク、神馬、低温開花性
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背景・ねらい |
「神馬」は大分県内で生産量の最も多い秋ギク型の輪ギクであるが、低温期の開花遅延により、計画生産しにくいことが課題となっている。また、販売単価の低迷、重油価格高騰により経営面からも、低温開花性系統を選抜し普及させることが重要である。
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成果の内容・特徴 |
- 「J03-11」は栄養生長期間から採花期まで昼温摂氏20度/夜温摂氏12度の温度管理(低温管理)を行っても、開花遅延せず、採花期のバラツキも少ない(表1)。
- 「J03-11」は、草丈が他の系統より短い(表1)。
- 現地試験(3月出荷作型)でも、開花遅延せず、既存系統より開花が早かった(写真1)。
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成果の活用面・留意点 |
- 年内出し(10~12月)において、開花がやや早く、草丈が確保しにくいため、消灯時の草丈はやや長めに確保する必要がある(データ未掲載)。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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カテゴリ |
馬
温度管理
経営管理
出荷調整
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